ピカソになれなくても、ゴッホにはならないでっ
こんにちは
アーティスト・社会起業家の芝辻ぺラン詩子です。
月曜日からまた毎日ライブ配信やってます☺️
今日は「ゴッホがウタコに教わったら…」と題してお送りしてました。
なぜゴッホをやろうと思ったかって、それは、みんなゴッホの不幸物語が大好きだからです。
彼がどうしたら、生きているうちに成功できたか、考えたいな〜
と思ってタイトルつけたんですが、なんと、37歳で亡くなっていたんですよね。
短命っ!
そして、画家としては27歳にスタートしているので、たった10年しか活動していないんです。
その間に遺した作品数が膨大なんですが、自殺ではなくて、他殺だったのなら、話が全く違ってきます。
だって、画家、アーティストが、20、30代で大成するのなんて稀だからです。
マルセル・デュシャンだって、最初に作品が美術館に所蔵されるようになったのは50代になってから。
50代から大成するアーティストは山ほどいます。
・伊藤若冲 30代で絵を学び始め、50代で大成
・ポール・セザンヌ 22歳で絵を学び始め、芽が出ず、56歳で初個展
・アンリ・ルソー 40代で絵を描き始め、税関職員の仕事を退職後の50代から作家活動を本格化
・ルイーズ・ブルジョワ 20代から美術のキャリアを積むも、有名になったのは72歳のとき
だから、ゴッホがもっと長く、普通に50、60代まで生きてさえいたら、彼も望む栄光を得られたはずなんですよね😭
でも、もし、ゴッホが長寿で、今より多くの作品を残していたら…
今のような人気にはなっていなかったと思います😅
運命のいたずら…
ピカソになれなくても、ゴッホにはならないでっ
これが今日のライブ配信で言いたかったことです。
ピカソみたいに、恵まれた環境で20代から活躍できたアーティストは稀。
ピカソにはなれなくても、アーティストとして活躍する手段はある!
苦労して、心身を壊さなくても、破滅的に生きなくても、成幸できる。
短命に終わってしまったゴッホは残念だったけど、その彼のかわいそうなストーリーを自分に重ねないで。
ゴッホにならなくていい。
不幸にならないで。
味方はどんどん増やそう。
コミュニケーション能力をつけていこう。
まずは、目の前の人に、自分の想いを伝えられるようになろう。
押し付けでなく、わかりやすく、相手を思いやる気持ちで伝えればいいんです。
一月から、アーティスト・ステイトメント 講座とプロフィール講座を開催してきた中で、言語化、伝える力が本当に大切だと実感しました。
今日は土曜日から始まる「ポートフォリオ講座」のゲスト講師、冠那菜奈さんと打ち合わせをしましたよ。
伝えることの大切さ、美術界の若き重鎮、那菜奈さんとたっぷり共有してきました。
まだお申し込み、間に合います。
この活動の大切さ、気づいたあなたに届いて欲しい。