「あんたが先に怒ったからじゃん!」と怒ってる時に読む記事
質問は公式LINEへどうぞ!
「あんたが先に怒ったんでしょう?」と、ずーーっと怒ってる人
感情の分離を意識していると、どんどん他人の感情の影響を受けなくなります。
よく、相手の不機嫌に自分が反応して喧嘩になった時に、
「相手が先に怒った!」
「だから相手が悪い!」
って思うことありませんか?
例えば、スーパーで買い物の最中、旦那が不機嫌になり始めて、口論になったとします。気がついたら「うっさいハゲ!ボケナス!」などと火に油を注ぐようなことを言ってしまい大げんかになったり。
でも心のどこかで「あんたが先に怒ったからじゃん!」と思っているから仲直りしようとも思えない。しばらくするとなぜか不機嫌なのは自分だけで、旦那の方はケロッと忘れている。「いつまで怒ってんの?」とか言われようものなら、「はぁあっ!?」と言いたくなる。
ぼくにはこんなことがよくありました。でもある時、自分が被害者ぶってるけど、これってただ単になんか損してるだけじゃんって思ったんですね。
「相手が先に怒った!」ということに怒っている時も、怒っているのは誰かっていうと、結局は自分です。
相手が怒った時、怒ったのは相手。でもその相手を見て怒ったのは、自分。このとき相手が何に怒ったのかはわからないし、それをどうこうするのは相手の問題なのだとしたら、じゃあ怒っている相手を見て怒った自分をどうにかするのも、自分の問題にしないといけません。
じゃないと、他人の感情が自分がご機嫌かどうかを左右することになってしまいます。それって損です。
相手は好き勝手に怒っている。自分はそれを見て怒りたくないのに怒って、しかもその怒りを相手がどうこうしない限り解消できないのだとしたら、不自由すぎますよね。
「他人の怒り」から自分を解き放つための呪文
他人の感情と自分の感情は良くも悪くもまざりやすいものです。
そもそも相手の感情を想像している時は結局、「自分だったらこう思う」って自分の感情を想像しているだけだったりするので、いつのまにか相手の感情(だと思っている感情)が自分の中に湧いてきて当然なんです。
でもその時に、ふと立ち止まって「感情の分離」を意識してみるといいんですね。そのための呪文を今日はお教えします。
例えば旦那が何となく朝から不機嫌で、気がついたら自分も不機嫌になっていたとします。もう頭の中には、「何で朝から不機嫌なんだよ!!」って旦那を責めたい気持ちが湧き出しています。
その時に、
「これは私の感情、ではない。」
と、呟いてみるんです。
自分の感情とは、段ボールである
相手の感情を想像する過程でできた自分の感情。それは単に相手の感情を察するという人間特有の能力が生んだ副産物だと思って下さい。
いわばアマゾンから届いた段ボールです。商品の配送が目的なのであって、段ボールは目的じゃない。
自分の感情は、相手の感情を察知するという目的のために生まれてしまっただけで、目的が済んだら本来は資源ごみの日に出さないといけない段ボールなのです。
それに気づくため、思い出すために、
「これは私の感情、ではない。」
と呟いてみる。
そうするだけで、そもそも相手の感情を勝手に想像していたけど、意外と相手はそこまで不機嫌でもなかった。なんてこともザラにあります。むしろ自分が不機嫌になったことで相手の不機嫌を助長することだってありますし。
これは「相手の不機嫌に対して感情的になってはいけない」ということではありません。そもそも人は目の前の相手の感情と同じ気持ちになりやすい生き物なんですから。
相手が先に怒った!と怒っている時。その時は感情の分離を意識してみる良い機会です。
ぜひ、試してみてください。
気に入ったらフォロー!よろしくお願いします。(≧∀≦)
質問・相談など → むねをの公式LINE(2,778名登録)