器用貧乏だと思っていたら、ただ不器用なだけだった
器用貧乏なんて言葉がなんであるのだろう。器用な人は大体金持ちだ。器用なのであれば世渡り上手であり、世渡り上手はあらゆることをお金に換える術を知っている。
器用貧乏とはきっと、偏った人が目立つ社会においてそういった人たちへの憧れから自嘲的に己を揶揄した言葉か、もしくは世渡り上手に腹が立つ不器用な人たちがつけたなんくせみたいなものかもしれない。
ぼくは自分を器用貧乏だと思っていた。さて自分のことを器用貧乏だと思っているとはどういうことか、もう少し考えてみよう。
まず熟語の前