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スペイン (ポルトガル) 旅行記 ⑦ / 最終日- ピカソ美術館、美食、買い物三昧-
今回で実質的に観光最終日の本日。朝7時半のフライトでバルセロナに戻ります。
昨日のタコのグリルを堪能しましたが、、
そのとき油を食べ過ぎたのか(アヒージョのようにパンを油に浸して食べていた)、夜から胃もたれが半端なく太田胃酸を飲むも、あまり効かず。。太田胃酸ってわりといつでも効果てきめんなイメージがあったのですが、あまりにも胃もたれがひどかったせいでしょうか。はたまた加齢のせいでしょうか、、
1. バルセロナに戻ってホテルチェックイン
空港へは前日に予約していたボルトに乗って、スイスイと空港まで20分程度で到着しました。空港は少しクリスマスの雰囲気を醸し出しています。眠気が立たないながら、コーヒーを飲んだりして、飛行機は定刻通りに出発しました。帰りも Ryan Air を使ったのですが、1時間半の間なので全く問題なかったです。アジアのLCCに比べるとシートピッチも少し余裕があるように感じられます。
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11時ごろバルセロナには到着し、12時にはホテルにチェックインできました!泊まったところはSohoホテルというところで、駅近で空港バスの近くに泊まりますし、多少部屋はギラギラしてますが広かったので、リピートありの宿だと思いました。(写真は撮り忘れてしまいました….)。後、レセプションの人が3度バルセロナで財布盗まれたことがあるから、本当に気を付けてと言っていたのが印象的でした汗
2.バルセロナ大学の購買へ。
チェックイン後はバルセロナ大学の購買で、水筒を買いました(なんと€28)!エンジか写真の色で迷ったのですが、水色にしました。どうやら1番この色が売れているとのことです!
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3.ふらふらと散歩。ギャラリーで絵画GET!
その後は相当お腹が減っていたので、夕方までしかやっていないレストランに早めのお昼を食べに行こうと突撃するも、1時からしか対応できないと言われ撃沈、、、泣。一旦先日立ち寄ったギャラリー Maison Cactus に再度行くことにしました。街歩きの楽しいバルセロナ。歩いていると、たくさん小粋な店に出会います。
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フラフラとMaison Cactusに向かっていると、Barcel-One というギャラリーを発見。明らかに高級感がある店。少しビビりながら入ってみることにしました!
ピカソ、ダリ、ミロとスペインの画家を中心にセンスの良い目利きの効いた絵が展示され、もはやここはミニ美術館。お金取ってもいいんじゃないかな…… 。サインのついたような高額な絵はオンラインでも売っているそうですが、リトグラフのような少額品は店頭でしか売ってないそうです。
たとえリトグラフでもそれなりに値段はするので、ひとまず気に入ったものを説明してもらい、検討してもらうことにしました。気になったやつは遠慮なく写真を撮ってね!と言われたので、お言葉に甘えます。
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その後は元々の目的の Maison cactusで気に入った絵を買いました。丸めてくれて筒にもいれてくれたので、持ち帰りもできました (100Lのスーツケースなので助かった…)。 投機目的でもうひとつ絵を買ってみない?と言われましたが、個別投資は下手くそなのでお断りしました。。帰国してかざってみましたが、中々良い感じです。
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3.ランチはバルをはしご
良い買い物もできたので、そろそろお昼に。近場で探してみて Tapeoさんが良さそうだったので、行ってみることにしました。
雰囲気も良いわりに値段もそこまで高くありません。ただタパスバーなので、量を求めるかたには少し物足りないかもしれません。
ここでは、キノコのソテー(卵、トリュフ、キャビア和え)とイベリコ豚のハニーマスタードソース、赤ワインを頂戴しました。キノコのソテーは流石の食材の取り合わせで鼻に抜ける香りがたまりません、そしてそれを卵のまろみが調和してくれて…… イベリコ豚もややもすればベタベタな料理ですが、食の黄金比とでも言いますか完成度が高く、これは家庭では決して作れない味。無心で食べてしまいました。
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ここではこの2品だけ食べて、その向かいにあるEl Xampanyet へはじごしました。
ここはTapeoで食べている時に、どんどん人が並び入っているのを見て、これはいかねば…と行ってみることにしたんです。後で調べてみると有名店のようです。
店の前に人は並んでましたが、en pie (立ち飲み席) ならばいますぐ案内できると言われ、está bien !!! と即答し、人がひしめく店内にご案内頂きました(こういうときスペイン語できてよかった・・・)。ちなみに店の前には樽のフレッシュなビールがありますと看板に書かれていますが、要注意。ここで有名なのはcava(スパークリングワイン)です笑
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イカのソテー トマトソース添えと牛肉のステーキ+ししとうの素揚げを頼みました。まずはイカのソテーですが、イカいわゆる日本で食べられるイカよりも肝感があって、このえぐみがたまらない。トマトソースはソースというよりもはやカポナータぽいです。少し甘味があってこれがえぐみのあるイカとよく合います。それを口にした後のCavaとのマリアージュ。。あぁスペインに旅行に行って良かったなと心底思う瞬間でした。繁盛するのも納得します。
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ステーキは塩味がそこそこパンチのあるなかに、お肉の甘みが噛めば噛むほど出てきます。酒のあてとしてもメインでもどちらでもいけます。ときおりししとうをつまんで、いやはや幸せ。
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満腹で食べ終えて、会計をお願いすると、デザートにパイを食べないかと言われ、頼んでみると、これも大当たり。あれひょっとして、昨日食べたポルトガルで食べたご当地 エッグタルトよりもおいしいんじゃないの?という味。パイの層の食感、クリームとも上質!結果的に2個頂戴することになりました。(・・しかし、この日の夜にそれを凌駕するデザートが提供されるのでした。。)
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4. いざピカソ美術館へ
食事とお酒で気持ちよくなった状態で、いざピカソ美術館(Museu Picasso)へ。展示も見やすく、ミュージアムショップも良質でバルセロナに来るたひ欠かさずに訪れているスポットです。場所はゴシック地区に位置し、13~14世紀に建てられた堅牢な建物がまたよいのです。・・・しかし今回お酒を飲んで行ったせいか展示を集中して見られませんでした汗 美術館はお酒を引っ掛けて訪れる場所ではないですね。反省してます。。
さて、展示の内容ですが、初期の作品や、青の時代もありますし、キュビズム時代の作品もあり、ピカソの作品の変遷がみてとれて楽しいです。約4,000点の作品が収蔵されているそうです。大量のラス・メニーナスが個人的にお気に入りです。ここではあまり多くは語らず、行かれた際の楽しみということで。バルセロナ旅行の際には必須の訪問先だと思います。
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5. コーヒーチャージ&超お勧め紅茶屋
美術館で立ちっぱなしで疲れたので、次は近くにあるCafes Magnifico に行って軽くコーヒーを飲みました。
元々はその向かいにあるお茶屋の Sans & Sans に行った時に教えてもらった。スペシャリティコーヒー店。同じ経営者がやられているお店のようです。 ご機嫌なスペシャリティーコーヒー屋で、カフェや喫茶店とより豆屋さん(ロースター) なので店内もベンチ一つしかありません。とかく豆の豊富さもウリの一つです。本当は豆を買いたかったのですが、ポルトでも豆を買い、さらに旅行中サブスクで購入している豆が届いていることがわかったので断念 泣
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さっとコーヒーを飲みおえ、向かいの お茶屋さん Sns & Sans に向かいました。
こことの出会いはバルセロナ旅行中に偶然入ったケーキ屋。アールグレイの香りの良さに感激し、そのままその足で店にむかってしまいました。
店頭では色々匂いをかがせてもらい、フルーツティーやルイボスティーをメインに色々買いました。(お茶の買い物に夢中で外観や店内の写真を撮るのを失念…) 。Sol de valencia (バレンシアの太陽)は嗅がせてもらった瞬間、その名前の冠通りでオレンジの香りとともにその光景が目に浮かびました。即購入を決断。
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後、今回は買ってないですが、カモミールもめちゃくちゃオススメです。ヨーロッパでは風邪をひいた時や、気分が落ち込んだときにカモミールを飲むことがありますが、まさに私が海外勤務をして精神的に追い詰められていたとき、毎夜私の気持ちを慰めてくれた思い出のカモミールティーです。えぐみがなく、優しく心に染み渡る味で、傷ついた心を持ち直し安心して夜が寝つけることができました。
さらにその後は再度ギャラリーBarcel One へ、、どうにもミロのリトグラフが気になったので買ってしまいました。1967年のニューヨークのマティスギャラリー向けに作られた作品。ちなみに頼めば額縁もくれました(明らかに安い額縁だからだと思います)!その後は荷物も多くなりすぎたので、一旦ホテルへ。
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6. 夕食の前にナッツ&ドライフルーツ屋
少しホテル休んで夜に予約しているバルに向かうことに。その道すがら、かなりイケてる食材屋Handsel & Granel さんを偶然発見しました。ビーガンフレンドリー店なのでしょうか?ドライフルーツ、ナッツ類、シリアル、豆類など豊富に取り揃えた量り売りの店です。
スペイン産のものも豊富に取り揃えていますし、シリアルでは砂糖ありなし、ナッツ類では生やローストなども好みも選べてポイントが高いです。価格もお値ごろで、本当にめっけもんでした。スペイン産のレーズン、イチジク、アーモンド、殻つきピスタチオを買いました、(特にイチジクがオススメでした)。
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6. レストラン Blavisで舌鼓
そして、今回の旅のオーラス。blavisに行きました!たぶん来るのは4度目くらいでして、正直アクセスは悪いのですが、行くたびに本当に腹も心も満たされます。基本的に予約必須の店です。
何料理かと言われると難しい店なのですが、スペイン料理もありますし、確かシェフが中南米出身で、セビーチェなども食べられます。アジアっぽい料理も中にはあり、この日は実際タイカレーを食べました。いうなれば多国籍料理でしょうか。一部メニューはここから見られますので、ご参考下さい。
経験上多国籍料理屋さんで全ての料理が美味しい店に私は出会ったことがないのですが、ここは期待の数段上を行ってくれるレストランです。予算として、1人40~50ユーロいくらあれば足りると思います。
今回頼んだものは、パンコントマテ、マスクドポテト、イベリコ豚のレッドカレー、抹茶のパンナコッタを頂きました。ちなみにGesamiという白ワインがあるのですが、安価なのにフルーティーでさっぱりしていてこれもおススメです。
パンコントマテ: 間違いなく今回旅行中に食べたパンコントマトで1番。外側のカリカリ具合とかかったオリーブオイルのしめり具合、そして塩加減、、やっぱりうますぎだろ~ココ!と思わず言ってしまいました。
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マスクドポテト: きくらげや半熟卵などが入った卵料理。何料理というのがむずかしいのですが、おいしくてすぐ完食。
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イベリコ豚のレッドカレー: タイで食べるカレーよりおいしいやつ。辛すぎず、お肉もふんだんです。スペインやポルトガル料理ばかり食べていて、こういうのが食べたかったというお味ですね。
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抹茶のパンナコッタ: 日本で食べる抹茶フレーバーのデザートの最上級といったお味。お世辞抜きに今回の旅行で食べたデザートの中で一番おいしかったです。食感、ちょうどよい甘さ、最初にガツンとくる抹茶の風味、、あまりに美味しいので、もったいぶって少しずつ食べてしまいました笑
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Blavisで身も心も満たされて、気持ちよくスペイン旅行最終日を終えることができました。翌朝にバルセロナ空港に向かって、北京経由でオンタイムで帰国。
やはり私はバルセロナが好きと再確認できた旅でした。食事はもちろん、有機的な建物と街、コスモポリタンな雰囲気、どこかのんびりしていて人生を楽しんでいる様子を見ていると、自然と表情が和らいでいきます。7回か8回はきているのですが、そのたびに新しい表情を見せてくれたり、経験ができる街で、本当に大好きです。まさに「ここが私のアナザースカイ! バルセロナ!」です。また今年か来年かえってきます。
7回に渡って書いたスペイン・ポルトガル旅行記はこれで終わりです。お読みいただきありがとうございました。次回からはスペイン語に関するコンテンツに戻していこうと思いますが、そちらも懲りずに読んでもらえると嬉しいです。・・・
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