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ひねくれ高崎②超王道グルメ紹介~とりあえずコレは食べなきゃ!(すべておばちゃんの受け売り)

ひねくれ高崎・第2回はグルメです。高崎の美味しいご飯を紹介します。

紹介するのは、初めて高崎を訪れる観光客向けの、超有名どころです。まったくディープではなく、ググったら最初に出てくるぐらいの有名店です! 

みんなが知りたいのはニッチでディープな情報だけではないはずです。超有名どころ・王道を知りたい気分のときもあるはずです。

そして何より、私が今回紹介するお店に行ったきっかけは、おばちゃんなのです! 詳しくは前回をご覧ください!! 

読んでくださいましたか??(圧)
ありがとうございます!(泣)
では、続きにお付き合いください!!

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1.鳥めし「登利平」

まず最初にご紹介したいのは鳥めしです。なぜ最初かというと、だるまの絵付けのおばちゃんに最初に紹介してもらったからです! 

あのみんな大好き・やさしい地元のおばちゃんです。毎日家族のために料理をしているおばちゃんがオススメしてくださる外食です。これはおいしいに決まっています。

(あれ、この先入観は今時ダメなのだろうか。。外で頑張って働いている女性が、家族のために料理をしているに決まっているという思い込みはよくない圧力なのだろうか。。いや、それで言うとおばちゃん連呼してる時点でアウトでは。。。)

ともかく、あんなに優しい方が教えてくださるんです、絶対これはおいしいに決まっています!

良い感じの渋いイラストです。
良い感じの朱色です。

高崎グルメと言えば、鳥めしです。農畜産物が豊富な群馬県では鶏肉も上質なものが手に入るとのことで、それがあって鳥めしが根付いたのではないかという説があるそうです。

そして鳥めしと言えば、登利平です。1953年(昭和28年)に前橋市で小料理店として始まったという老舗ですが、いろんなところに店舗があって行きやすいです。私は高崎駅にある「イーサイト高崎店」に伺いました。

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さてさてメニューを拝見します。「地元の人はむね肉だけのが好きよ」とおばちゃんは仰っていましたが、なるほどです。
定番はむね肉だけが入っている鳥めし「竹重」の方ということですね。「松重」のほうはむね肉だけでなく、もも肉も入っているみたいです。

上の竹がむね肉。
下の松がむね肉ともも肉。
焼き鳥もおいしそうです。たのみます。
焼き鳥を頼むなら、アルコールがほしいですね。
来ました、赤城山(あかぎさん)。
近藤酒造さんの赤城山は、群馬の日本酒です。
漬物が来ました。
ゆるりと待ちます。
既にだいぶハッピーです。
いよいよメインが来ました。

日本酒をたのしく飲んでいると、ついに来ました、鳥めし松重(950円)です。おばちゃんの助言を拝聴しましたが、やっぱりちょっともも肉も食べてみたいなと思って松にしました。右がむね肉、左がもも肉です。

まずむね肉からいただくと、、、

すごくしっとりしていてジューシーでおいしかったです! 
薄いのにすごくジューシーなのです! 
たとえるなら、上質なお中元でもらうハムみたいなイメージです! 

(なぜ鶏肉を豚肉でたとえるのじゃ、、、やっぱり食レポなんて素人ができるものではないんじゃあああ、、、)

続いてもも肉です。こちらは結構分厚く食べ応えがあります。
むね肉よりすこし色が濃い目なのですが、味付けが違うのか、調理手順が違うのか、胸肉よりガツンとした味がします。

どちらかというとむね肉のほうが好みでした。からあげとか絶対もも肉のほうがおいしいのにまさかのむね肉の方がおいしいという衝撃の展開です。。。 やっぱりおばちゃんの言うことは説得力が違いますね。でも、どっちも食べれて贅沢でよかったです)

焼き鳥も来ました。これまた超美味しかったです。
酒が足らなくなって困りますね、はい。

「登利平」という名前の由来は、「顧客」「社員」「会社」の三者の利益が平等に登っていくという意味が込められているそうです。

「三方よし」という有名な言葉は、「買い手」「売り手」「世間」なので、世間と会社が違うというところがいいですよね。

世間のためとかフワッと胡散臭いことを言うよりは、お客のためが会社のためですと言っているほうが私は正直で良いのではないかと思います。それに、「社員=会社」じゃないというのも事実だと思うので、個人的にはこの名前の由来はビビッと来ました。(『ラストマイル』にまだ引っ張られていますね笑)

良いお名前です。
あれ、高崎じゃなくて、前橋、、、
いやでもおばちゃんが紹介してくれたから、
高崎グルメでもありますよね。

、、群馬グルメにタイトル変えたほうがいいでしょうか。
上州らしいです。
「上州=群馬」という理解でいいですよね。。。

さて、最後になって高崎グルメというより前橋グルメなのではないかと言う不穏な情報がありましたが、高崎で食べて美味しかったことは真実です。高崎のおばちゃんにご紹介いただいたのも真実です。すべて実体験なのです、一次情報が大切なのです。。。

だからはい、ご容赦ください!

お持ち帰りのお弁当もあるので、
ホテルで食べたり、お土産にしたり、
新幹線で食べたりも出来ます。

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2.豚ホルモン「ホルモンさわ」

つづいてご紹介するのは豚ホルモンです。
なぜかって? 決まってるじゃないですか。。。

おばちゃんに紹介してもらったからです!!

群馬では鶏と同様に、豚も生産が盛んだそうです。そしてロースなどの単価が高い部位は東京へ出荷し、地元では安いホルモンを楽しむという説があるらしいです。どこまで本当かはわかりませんが、輸送費とかの間接的な原価を考えたら、送った方が利益が出そうです。

それに「焼肉は東京とかと比べると安くておすすめよ。東京とか三人前とかって頼んでもちんまり出てくるじゃない? こっちは一人前でちゃんと一人分出てくるわよ」と、だるまのおばちゃんに言われました。これは行くっきゃありません。

ネットでぐぐると、結構お店が色々あって悩みました。ホテルの近くにあるところに決めました。ちょっと駅から遠いところにホテルを取ってしまったので、歩くのが大変だったのです。

ちょっと歩くと、あれ、見覚えが、、、
あ、孤独のグルメで観た気がします。
なんかすごい年季の入った映画館
天井高めなアーケード街です
着きました、ホルモンさわ 中央銀座店
レトロ看板
町の雰囲気にマッチしてていいかんじです。
さてさて、何を頼みましょう

まずは、ビールを頼みました。すると驚き、お通しにカレーが出てきました。ただでさえ「お通し」って現代では賛否両論あるシステムなのに、カレーをぶち込んでくるなんてすごくアバンギャルドです。

でもこのカレー、めちゃでかい肉の塊が入っていてとても美味しかったです。個人的には大満足です。カレーをちょっと食べれてラッキーと思いました。カレー嫌いな人もあんまりいないでしょうし、これはこれでアリなのかもしれません。

お通しカレー・500円
七輪に火が灯ります。

豚タン、豚ホルモンが来ました。
たしかにおばちゃんの言う通り、ちゃんと一人前です。一切れとかじゃありません。

豚タン・豚ホルモン
乗せすぎ? いいじゃないですか。。。
待てないタイプなのです。
サインいっぱいの店内です
黒板メニューってなぜかここから頼まないと
損した気になりませんか?
本命の豚ホルモンが来ました。
良い感じの写真が撮れた気がします。
ピートロしそわさび
巻いて食べます。ピートロしそわさび。
レモンサワーです、さわだけに。
豚カルビ
やっぱり1人前にしては多い気がします。
太っ腹です。
鶏なんこつ
黒板メニューの「大宰府えとや 梅の実ひじきおにぎり」
がめちゃ美味しかったです。
やはり黒板メニューさいこうです。

単に安くて美味しい焼肉というだけでもおすすめですが、あまり普段は食べない部位も気軽に頂けるというところで、とてもオススメです。なんたっておばちゃんの紹介です。ハズれるわけがありません。

やはりおばちゃんの言うことに嘘はありませんでした。めちゃお腹いっぱいです。(頼みすぎ)

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3.【今日の注目記事】に初めて選ばれました

さてさて、、、
グルメ回は長く書くと私の食レポの下手さがバレるのでそろそろ店じまいにしようと思います。

というか、やさしいだるまの絵付けのおばちゃんに教えてもらったグルメを紹介したかっただけなのでもう満足なのです。(地元の方に教えてもらった料理を食べるなんてツウっぽくないですか? かっこよくないですか?)

ところでこの高崎シリーズの前回・第1話ですが、note編集部の「今日の注目記事」に選ばれました。よく知らなかったのでこれはなんじゃろ?と思っていたら、閲覧数がけっこう増えました。「スキ」もちょっと増えました。

べ、べつに好かれるために書いているのではないのですが、、、(大嘘)

たくさんの人に見てもらえて、好意的な反響があるというのは嬉しいかぎりです!

これもすべてやさしいおばちゃんのおかげですね。これは早めに2話も投稿したいなと思っちゃいますよね。いつも月1くらい更新なのに週1更新になっちゃいますよね。(。。。まんまと編集部の思惑に嵌まっている)

以上です。
高崎シリーズ第2回お付き合いいただきありがとうございました!




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