なんでも「AND」で考えてみる。オープン社内報 #5
ウエディングパークの皆さん、こんにちは!
オープン社内報も今回で5回目。
さて、今回はなんでも「AND」で考えてみる。です。
AND思考って、なに?
「AND思考」という考え方、ご存じでしょうか?
サイバーエージェントの曽山さんは以下のように説明しています。
つまり、AかBか、どちらかの一方の選択(OR)ではなく、AもBも両方するにはどうしたらいいか(AND)を考え、最適解を見出すことを指します。
ひたすらORで考え続けていた若手時代
今から10年以上前になりますが、当時は30名規模だったウエディングパーク。やることはいっぱい、でも人が足りない…!ということで、若手Webディレクター、そしてWPPJ(現カルチャー推進室)リーダーという2足のわらじを任せていただいていました。
それはそれは忙しくも楽しく、充実した日々を送っていたのですが、ある期間、Webディレクターとして任されていた数値がなかなか達成しない日々が続いていました。私はエニアグラム7(楽天家)と3(達成者)ということもあり、当時達成していない自分に苛立ちを感じていました。
「達成しないなんてありえない…これは、Webディレクターの仕事に集中しないと」
そう思い、当時の上司に「数値が達成できていないのは、WPPJの業務もあると思う。だから、WPPJの業務を減らしてほしい」と相談。きっと上司は「そうだよね、両方は厳しいよね。よし、調節するね…!」と言ってくれると思っていたのに、まさかの反応が返ってきたのです。
「ORじゃなくて、なんでもANDで考えてみるんだよ。どっちか、じゃない。どっちも、だよ。WebディレクターもWPPJも両方やり切って、圧倒的成果を残そう!」
両方やるなんていう発想がそもそもなかった私はびっくり。当時、とても未熟だったので(そりゃ会社からしたら両方やってよ、という感じだよね…ブツブツ)と、めちゃくちゃひねくれた考えを持っていました(当時の自分を叱ってやりたい)。
上司を心底信頼していたので、そこからなんでも「AND思考」で考えるように。あれから10年以上経過し、振り返ってみてどうだったのか、をお話しますね。
10年以上、AND思考を徹底してみてどうだった?
結論、今これを読んでいる方に全力で「AND思考」をおすすめしたい。
「習慣や徹底することが大事」とは社内でよく言いますが、この「AND思考」を習慣化したところ、個人的にはこんな変化がありました。
・様々な視点で俯瞰して考えるようになり、視野が格段に広がった
・挑戦する幅が広がり、できることが格段に増えた
・いろんな立場で考えるようになり、相手の立場や背景を想像することでの共感力が増した
・視点の引き出しが増え、点と点が線になることが増えた
・そうすることで自分自身に自信がもてるようになった
ビジョナリーカンパニーにはこう書かれています。
「ORの抑圧をはねのけ、ANDの才能を活かす」
挑戦も安心も
競争も協調も
スキルも活性化も
仕事もプライベートも
経済も社会も
足元のことも、未来のことも
どちらか一方を「やらない」と選択するのではなく、両方やるにはどうしたらいいかを考える。個人的にもこの考えは「仕事も育児も」や、「スキルも活性化も」、「事業もサステナビリティも」というアクションにつながっています。
ちょっと話がずれますが、先日日本広報学会が発表した「広報の定義」を見てみると、広報という職種に携わる人は特にこの「ANDの思考」がなくてはならないものになってきていると感じます。
AND思考、やってみませんか?
10年前の自分がそうだったように、このnoteを読んで「AND思考、ナニソレ!」と初めて知って衝撃を受けた方はもちろん、既にご存じだった人も、今日をきっかけにAND思考やってみませんか?
AかBか、どちらかの一方の選択(OR)ではなく、
AもBも両方するにはどうしたらいいか(AND)を考えてみませんか?
両方やるにはどうしたらいいかを考えることで、
考えや行動が変わり、自分自身の可能性が広がり、
自分が持っている才能を社会にいかすことができる。
結果、社会も会社もみなさん自身も幸せになることができる。
ウエディングパークで働く皆さんにはその力があると私は信じています。
(ふと思ったのですが大活躍の大谷選手も「打者も投手も」ですね。)
最後に大好きなこの言葉を置いておきます…!
もうすぐ今月も終わり…!今日もお疲れさまでした。