ビジネス法務検定三級に受かりました
会社でよくある新人の年間目標設定の際に、なんとなくちょうどいいハードルに思えたから書いてみたビジネス法務検定三級。そんな試験がつい先日終わりました。
結果は無事合格です。
勝手に受ける試験ならまだしも、会社に受けますと言った手前合格しないわけにはいきませんでした。ひと安心です。
さてこの試験、とても基本的なことを問うてくる合格率の高い試験でした。検討したこと、あるいは受けたことがある人はわかるかと思いますが、確かに勉強すれば過去問の通り出るのです。だから取る意味のない試験なんて言われることもあるのですが、とりあえず受かったのが嬉しいので文章にはしておきます。
勉強は好きなのですが最近はいまいち集中出来ず、あー勉強もできなくなっちゃったかと思っていました。でも試験前1週間でやっと勉強に本腰を入れて、前々日には勉強って法律って楽しい!という感覚が戻りました。素晴らしいこと。
私は法学部だったので、独学で1ヶ月と言われている期間よりさらに短い時間で合格できました。94点なので、悪くないと思います。学生の頃に民法をやり込んだ自分、えらかったです。
内容としては債権、代理、相続といったざ、民法の内容から、商法や知的財産、会社法なんかを含んでいます。民法は大学でしていたので、ちょっとみるだけで思い出すことができました。そして知的財産のゼミに入っていたのでそこも細かいことを思い出していくだけで大丈夫だったのは幸運でした。会社法だけは、週に1限が2回もあるという理由でとっていませんでした。今となってはめっちゃ大学生らしい理由だけど、通学に1時間半はかかった多忙な学生時代だったのでしょうがありません。でもこれからは会社法の内容も学んでいきたいと思うきっかけになる試験でした。
勉強ってなんでするのってほぼ誰しもが思ったことがあると思うけれど、その答えについて義務教育を過ぎてから思うことがあります。わたしにとってそれは、自分の中でわからなかったことがわかるようになり、更に楽しくなっていくまでの勝利手順というか、成功プロセスの反復練習でした。
なんか全然興味なかったけど、定期テストのために頑張って覚えていったらテスト前にはいろんな知識がつながっていって自分の中でわかったっていう感覚が生まれることがありました。それが深められて、また繰り返されると、知識の習得が自分の中で楽しいものになっていくんです。
そして得た知識が、新たな疑問を生んで自分で考えることができるようになる。説明ができるようになっていく。そういう過程を通すと、あれ、自分がいつの間にか楽しんで勉強しているなと思うタイミングが出てきます。なんかこれ私にもできんじゃね?わかってる自分かっこよくね?みたいなゾーンに入ったらもうこっちのもんです。
そういう経験を学生時代に繰り返してきたら、ここぞというときにゾーンにさえ入れれば頑張れるようになりました。おかげで大学でも学業優秀賞を頂いたし、勉強は私にとって面白いものな気がしています。なんで勉強をするかと問われたら、関係ない分野でもここぞという必要な時に踏ん張りを楽しめるようになるからって、たぶん今なら答えます。
検定を受けて、上司にはこの調子で二級も受けちゃおう!と言われています。二級はいきなり合格率ががくんと下がるそうなのですが、まあ好きな分野だし、仕事でも必要だからやろうかな。
24歳、踏ん張る力がやや弱まってはいるものの、楽しんで学習したいと思っています。
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