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ちんトレ 2週間目計測と黄昏の囲師必闕
ちんトレを始めて、2週間が経ちました。 その後 私のぺニスがどう変化したのかについてお話しします。
随分と寒くなって来ましたね。通勤で使う山間の路も秋から冬に代わって来ました。私はこの時季になると、とても困った事が昔から在りました。それとまた恥ずかしくも在りました。
私が小便をしようと便器の前に立って探しても、およそ見当がつかないのです。寒さに震える愛息を私の指先にとらえる事が出来ないのです。
いつぞやの事か忘れましたが品の善い革靴の音が私の隣の便器に立った時でした。30すぎのすらっと背の高い、鼻梁の美しい横顔の男が、颯爽とジッパーを下ろし、ぼろぉんと聞こえてきそうな感じでぺニスを引っ張り出して、しっかりと左手の指すべてを使って方角を定める為に支えていたのです。
「どうですか。私の愛息は立派でしょう。この寒さにも動じません。」少し便器から離れて放水する彼の姿勢がそう云っているようでした。
私は心の中で、と在る機関宛てに捜索願いをしたためながら、まさぐって居ました。まさぐって居たので、少し愛息が膨らんで、おっと思ったのもつかの間。 また萎み始め、今度は亀頭が露出していたぺニス本体と余った皮の収縮速度の違いにより、手入れを怠った、只でさえぺニスより長い陰毛がぺニス本体と余った皮の間に次々にと捲き込まれてゆきました。縮こまったぺニス本体より余った皮の方が長いのも原因のひとつなのでしょう。
私は激しい痛みに震えおののき、腰は直角に折れ曲がりました。その時彼は勝利を確信し、静かにぺニスを元の鞘に収め、ここを訪れた時よりも気高く誇り高き騎士のような靴音をいつまでも響かせ去って行きました。それは沢田研二の『LOVE~抱きしめたい~』の歌詞『色褪せた絵のような黄昏が包み』込むような映画の1シーンのようでした。彼はそれ以上私を攻めようとはせず、笑い者に晒すでもなく、完膚なきまでに叩きのめす事なく、私に言い訳をする余地を残して去って行きました。
男だから言い訳はすまい。そして斯く在りたい。私に最期の死戦に向かわせる事を善しとせず、言い訳をする余地を残すと云う退路をひとつ用意した彼は正しく孫子。
いしひっけつ
囲師必闕
軍争第七
囲師必闕
己と戦い続ける者にしかわからぬ、強き者だけが持つ本物の優しさ。
そして今改めて私は自分に問うのです。 妻に理詰めで攻めすぎては居ないのか、正論ばかりで妻が話しづらくはないのか、もし指輪外して愛し合うイケナイ関係に他の女性となってしまった時に、私に抱かれる言い訳をその女性に用意してあげられるかと。 秋に枯れ葉がぁ冬にぃ風花ぁ 辛く悲しく舞い踊るぅ さよなら さよなら さよなら
さよならぁ
わっかるっかなぁ わっかんねぇだろうなぁ
私は寒く為る度に起こして仕舞うこの愚行をこの日限りとするために、長すぎる陰毛をうんと短く刈り揃えました。
これはとても善い成果が色々在りました。陰毛捲き込み事故防止になって居ますし、何よりボーボーの時よりもぺニスがとても大きく見えるのです。優雅さも携えて居ます。
また情交の際、女性はぺニスを口に含む時、陰毛ボーボーでは陰毛が口に入ってしまった場合、一瞬白けた冷たい目を見せますが短く刈り揃えた事により、ロマンティックで官能的に攻めたい女性の心情の妨げに為らないのです。
ほんの少しの事ですが、ぺニスが大きく見えると云う事は私に余裕を与え、女性にいつもより逞しくみえるぺニスに「私の体にこんなにも興奮してくれてる」と歓びを与え、甘露を飲むような目で「大胆な私をみて。」とひとときの非日常を創り出してくれるのです。
今にして思うと、彼に囲師必闕の強き者の優しさを教えられたこの日から、私のちんトレは始まっていたのかも知れません。
GACKTさんのちんトレを始めてから2週間が経ち、私のぺニスのサイズはコンマ5㎜、長さも太さも大きくなりました。いいえ、ひょっとしたらこれが元々のフル勃起のサイズかも知れません。
平常時では、寒さで縮こまる事が少なくなり、ズシリと重量感を感じるようになりました。
しかし、セルフプレジャーを毎日出来るだけの体力がまだありません。