子供たちと暮らす
「むく」には、子供がいる。
少ない時は、1人。
多い時には5、6人いたりもして、下手したら児童館か、託児所と間違われそうになる(笑)
1歳から5歳。
たまに、小学生や中学生もやってくる。
でも、事業所内託児所や保育園を併設しているわけではなく、みんな、スタッフの子供達。
(2018年6月からは赤ちゃんボランティアも来てくれています)
一緒に通勤して、子供はみんなで見ながら働くスタイル。
中学生なんかは、母親と一緒に夜勤して、泊まって学校に行ったりもする。
「むく」では、最初からこのスタイルで行こうと決めてた。
だから、やたらとお母さんスタッフが多い。
私も含め、未就学児の子どもがいるスタッフは半数以上。6割以上が小さな子供のお母さん。
小中学生のお母さんも含めたら、なんと8割近くがお母さんという。
あ、お父さんもいるけどね。
子供たちの中には、幼稚園に行ってる子ももちろんいるし、保育園に行ってる子もいる。
お母さん次第で、連れてくる来ないは自由。
もちろん、連れて来てくれたら大歓迎。
子供達の力はすごいからね。
居てくれるだけでありがたい。
誰もが「良いですよねー。子どもがいると和みますよねー」と言ってくれる。
じーちゃんばーちゃんが笑顔になる。
子供の声がするだけで、なんだか明るい雰囲気になる。
そんな事は、誰でも思うし、想像出来ること。
私たちスタッフのいうことは聞いてくれなくても、子どもの言うことは聞いてくれたりするもんね。
大人が誘っても風呂には入らないのに、子どもだとすんなり入ってくれたりした事もある。
なんなんだあれは。
負けた気分になるけど、逆立ちしたって勝ち目は無い(笑)
でも、子連れで働くスタイルの事業所は多いようで、意外と少ない。
保育園が併設されてたり、近くに保育園があって交流してるって話は時々聞くけど「子連れで働く」は、なかなか少ないらしい。
私は、ここにこだわりたかった。
託児じゃなくて、一緒に過ごす。
子供達は、お母さんが近くにいる安心感でのびのび過ごす。
お母さんがニコニコする相手には、子供達もニコニコする。
慰問では見る事がない高齢者の日常を子供達にも見て、知ってほしい。
もちろん逆も。
むくの中には、いつも賑やかな声がする。
たまに「こらっ!!ちゃんとご飯食べなさい!」なんて声もね(笑)
こんな声が、日常に当たり前にあるのは、心地いい。
ちなみに私には、3歳と6歳の息子がいるが、普段は保育園に行っている。
土日に、たまに連れていくだけで、子連れ出勤はしていない。
なぜって、デスクワークには、そっちの方が楽だから(笑)
働き方は、それぞれで、選択肢が多くあればいい。
でも、子どもがいるのは、じーちゃん、ばーちゃん世代の暮らしでは当たり前。
そうありたい。
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