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【お知らせ】100banchにお邪魔します!

2021年9月より、「MUJO Project」として100banchに入居させていただくことになりました。

100banchとは

100BANCH(ヒャクバンチ)は、パナソニックが創業100年を迎えることを機に構想がスタート。その後、パナソニック、ロフトワーク、カフェ・カンパニーの3社が手を組み、2017年7月7日、渋谷に誕生しました。
ここでは、常識にとらわれない野心的な若者達が、昼夜を問わず活動を繰り広げています。100BANCHのミッションは、そんな彼らとともに「つくりたい未来」「100年先を豊かにする未来」を創造すること。24時間365日実験の場を提供し、年間約200のイベントを開催、さらにはSXSWやSlush、CESなど国内外での活動の機会も設けています。多種多様な実験を、100BANCHから渋谷の街へと滲ませ、世界に拡げる。そうして100を超えるプロジェクトと、100年先の未来の景色をつくっていきます。
https://100banch.com/about/vision より引用)

むじょうは何をするの?

渋谷で死と出会う機会をつくります。

死は我々がコンロールしきれない内なる自然であり、変化です。死を日常に溶かす企画を通じ、死を忌避する対象としてではなく、生に活用する対象として捉え直そうという実験です。
ここでの死の活用は、他者の死ではなく自身の死です。

「死を生に活用する」について、2つ仮説があります。この話は先日のnoteでも書きましたが、改めて。

1つ目は死を人生の締め切りと捉えてみること。締め切りに追われると、みんな最後まで頑張ります。宿題やレポート、仕事などで締め切りに追われた経験は多くの方がお持ちでしょう。死を人生の締め切りと捉え、その締め切りまでに、どこまでやりきるか。生命を生き切るか。このような活用ができるのではないかと考えています。

2つ目は他者との関係性の中で自身の生を位置づけてみること。これは棺桶写真館という棺桶に入れるイベントをやったときに持った仮説です。カップルで来てくださった方に対して、「パートナーさんが本当に死んでしまったと思って、最後話しかけて棺を閉めてください」と弊社の巫女さんが女性に声をかけました。その女性は泣きながら閉めていました。女性にとっては限りなくリアルに他者の死を感じる行為でしょう。男性にとっては、限りなくリアルに自身の死を感じる行為になっていたはずです。
限りなくリアルに自身の死を感じるには、物理的に死にかけるか、他者から死んだとラベリングされるしかないと思います。「自分が死んだら、この人はこんなに悲しむのか」と想像はできてもリアリティは持てないでしょう。そういう意味で、リアル・ガチ・棺桶を用いて他者との関係性の中で自身の生を位置づけてみることを実践するのは、立派な死の活用方法なのではないかと考えます。

この2つの仮説を検証していくための実験を100banchで行います。
時節柄、「いついつにイベントやります!」みたいなことはできませんが、様子を見ながら企画を行えるように、100banchに棺桶を持っていきたいと思っています。棺桶はいってみたいよ〜!という方はこちらのフォームにご登録ください!ご登録頂いた方には、企画の日程が決まった際に、直接メールにてご案内させていただきます!

100banchの公式サイトにMUJO projectも掲載していただいています。
https://100banch.com/MUJO

こちらも是非ご覧ください!

本当に貴重な機会をいただいたなと、身の引き締まる思いです。
進化がないのか、軸がブレないのか、なんとも言い難いですが、むじょうを立ち上げてから、言葉は変われど言っていることの根幹はずっと一貫しているな〜と最近実感しています。引き続き、タブーのど真ん中に切り込んでいきますので、応援いただけると嬉しいです!

むじょう公式Twitter:https://twitter.com/mujo_sns
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葬想式: https://www.sososhiki.jp/
棺桶に入ってみたい方: https://forms.gle/kdQBqzBy1L7qmeVPA


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