#34 パーツで変わるキャップのカタチ "バイザー編"
こんにちは。無地キャップマニアです。
毎日身に付けたい最高な
無地キャップの製作へ向けて、
色んなキャップの『カタチ』を追究中。
instagramでもキャップについて投稿しています。
よろしければご覧ください。
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パーツで変わるキャップの『カタチ』
第34回目は、
【バイザー】
についてお話しさせていただきます。
これまで、#1から#30まで計30個のキャップを比較してきました。
( 第1回総集編 / 第2回総集編 / 第3回総集編 )
今まで比較してきた30個のキャップ+αの中から
パネルの『カタチ』を比較し、
1番気に入ったパネルについてご紹介します。
そして選んだ理由を3つの項目に分けてお話しさせていただきます。
今回比較した中で1番気に入ったのは、
"長さ9.5cm / 幅19.0cm"のロングビルキャップでした!
◎"長さ9.5cm / 幅19.0cm"のバイザーを選んだ理由
今回比較したバイザーは全部で5種類ありました。
1. 横から見たときの『カタチ』
横から比較してみると、バイザーのカタチによってかなり印象が変わりますね!
・①②③④→つばの長さがあるロングビルキャップ
・⑤→一般的なつばの長さ(定番は約7.0cm)のキャップ
顔とのバランスを考えたときに、つばの長いロングビルキャップの方がスッキリと見えることを再確認しました。
2. 正面(斜め)から見たときの『カタチ』
それぞれ気に入るポイントはありましたが、
比較した結果、
個人的には①の"長さ9.5cm / 幅19.0cm"のバイザーが1番好きな『カタチ』でした!
そして、今回の比較では、
①と②のキャップのバイザーでかなり悩みました。
(どちらも魅力的なカタチです◎)
では、なぜ①の"長さ9.5cm / 幅19.0cm"のバイザーが好きな『カタチ』なのか…
僅かな違いですが、①と②のキャップを比較して解説していきます。
Ⅰ. つば幅と先端までの形状
①→つば幅 : 約19.0cm
②→つば幅 : 約20.5cm
デザインは、どちらのキャップも先端に向けて細くなるカタチとなっています。
ですが、
①と②を比較すると、数値上で1.5cmの差があることが分かりました。
つば幅約19.0cmの①の方が、
横幅が少ない分、先端までの傾斜角が鋭く、
被ったときにスッキリと見える印象で被りやすいです◎
Ⅱ.バイザーの向き
①→ほぼ水平、平坦なカタチでまっすぐ伸びている
②→ほぼ水平だが、両端が頭を包み込むように湾曲している
①と②を比較すると、
湾曲したカタチの②は横から見たときに少し表情が曇って見えてしまうことが分かりました。
①は横から見たときも表情がわかりやすく、バイザーも水平のため落ち着いた印象です◎
また、
以前行なった研究から、バイザーが上向きのキャップはやんちゃ感・若さが出てしまうことも分かりました。
比較を行なっていく毎に
被ったときにバイザーが地面と水平になるキャップを更に魅力的だと感じました!
noteを始める前は
キャップそのものが好きで『カタチ』は気にせずに被っていましたが
製作へ向けて記事を書き進めることで
それぞれのパーツを注目・分解・思考し
自分がどのような物を作り、提供したいのか明確に分かってきました◎
◎被ってみるとこんな感じ!
身長 : 171cm
頭囲 : 58cm
第34回目、いかがでしたでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひ次回もお楽しみに!
【余談と次回予告】
<余談>
前に勤めていた古着屋から独立し、
現在は新たに自分のお店(古着/新品)のオープンに向けて進んでいます◎
flat(フラット)
https://instagram.com/f_l_a_t___
地元新潟県上越市直江津という地方の小さなお店ですが、
自分のペースでのんびりと活動していきます。
<次回予告>
次回からは、
今までの研究を元にオリジナルキャップの製作へ進んでいきます。
ではまた!