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学級という組織をマネジメントするにあたって
責めるのは人ではなく、システムだ。
学級経営をしていて、どこかで聞いたそんな言葉が頭をよぎることがあります。
つまり、「ミスが起こったときに、あるのはヒューマンエラーでなく、システムエラーである」ということ。
この本を読みながら、いろいろな場面が浮かんできました。
自分の学級。自分の学年。初任者への指導。管理職からの指導。
ぼくが特に勉強になったのは3つは、次のことです。
明文化して評価すること
責任をもって、相手に丸投げしないこと
正しく危機感を与えること
学校現場は、子どもを相手にしているから、マニュアルがなかなか作りにくい場所だと思います。
だから、初任者であっても自分の考えで学級経営、授業経営をしていかなくてはいけない。
その結果自己流になって、うまくいかなくなるケース、本当によくあります。分からないことがあったら聞いて、と言っていてもなかなか聞きにくい空気もあるのかもしれません。
子どもたちのいる教室もそうです。ただでさえ人生経験の少ない子どもたち。そこに丸投げしてもなかなかいいものはできません。そして、往々にして行われる「怒鳴る指導」。うまくいかなかったときに「ごぉうるらあぁぁぁぁ!!」と吠える教師の多いこと。
「仕組み」を整えておくことで、防げたことかもしれません。
なぜなら、人は弱い生き物だから。楽なことに流れやすい。
この「性弱説」に則って、いろいろと見直したいと思っています。