マガジンのカバー画像

冒険の書

27
アナタの人生を取材させてもらって、断片化された記憶を物語としてひとつなぎにします。見えにくかったアナタの大切なことを浮き彫りにして、今より少しでも毎日が楽しく過ごせるように応援し…
運営しているクリエイター

2020年3月の記事一覧

一周回ってからの同じ景色は ぜんぜんちがうかった 八章

八章 過去からの贈り物  沢田さんのところでの木工修行はあっという間に半年が過ぎ「一年お…

一周回ってからの同じ景色は ぜんぜんちがうかった 七章

七章 再出発  東京に馴染み、大阪のことはどうでも良くなってはいたのだけれど、僕の気持ち…

一周回ってからの同じ景色は ぜんぜんちがうかった 六章

六章 お父ちゃんのいない世界  東京での社会人スタート。まだその頃はバブルの名残があって…

一周回ってからの同じ景色は ぜんぜんちがうかった 五章

五章 僕なりの一歩目  勉強していなかったとはいえ高校は卒業し、建前上お父ちゃんの前では…

わたぼうしのとぶころに 二章

二章 教師という職業への憧れ  中学生の頃はコンピューターにはまっていた。狭山という同級…

一周回ってからの同じ景色は ぜんぜんちがうかった 三章

三章 僕そんなんとちゃうねんけど(後編)  その頃の成績が良かったのは図工と体育だけで、…

一周回ってからの同じ景色は ぜんぜんちがうかった 二章

二章 僕そんなんとちゃうねんけど(前編)  小学校3年生くらいからお父ちゃんが突然、勉強をするようにというようになった。それまでは勉強なんてできなくても気にもとめていなさそうだったし、実際にそれまではなにも言われなかった。もしかするとお父ちゃんはお父ちゃんで、時期が来たら言おうと思ってくれていたのかもしれないけれど。  ある日、お父ちゃんが僕と弟に向かって聞いてきた「おまえら、これから勉強するんか?せえへんのか?どっちか決めえよ!」突然の2択!!どっちかと聞かれてもそれまで

一周回ってからの同じ景色は ぜんぜんちがうかった 一章

一章 僕といえば 公民館の裏に来いと呼び出され「さあしょうか!」と言われた。 その子には…