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私はどうしてエンダモロジーにこだわるのか

エンダモロジーと出会った人たちが、自分の力で深く眠れるようになるのを目の当たりにしてきたからです。

エンダモロジーが、『その人が自分の力で血をめぐらせる身体になる』様子をどんどん後押しする現場を見続けてきたからなんです。

アートの世界をもっと理解するには、身体のことを学ばなくてはと入った身体のケアの世界も15年になりました。


深く眠れなかったり、慢性疲労から抜け出せなかったり、気持ちが不安定だったり、なんとか自分を励まして、気持ちを切り替えたりしながら生きてはいけるけど、生き辛い。やりたいことがあるんだけど、挑戦する力と時間が生み出せなくて、諦めることが積み重なっていく、そんな人たちが復活していく様子を、見続けてきたから。

私がまだ20代で、会社員エステティシャンとして『美容のためのエンダモロジー』というイメージを全面的に押し出したサロンでお仕事をさせていただいていた頃。

サロンは表参道にあって、当時のオーナーがまた、ブランディングや集客スキルの長けた方だったのもあって、毎日すごい数の女性が主に『美しいボディライン』『若々しいお肌』を求めてエンダモロジーの施術に通っていて、私はスタッフとして日々本当に沢山のお客さまの施術を担当していたんです。

毎日、誰かの身体のケアに入らせていただく時に私がすごく大切にしていることがあって、それは、『この方はここへ通うことで、心も身体も、今よりも健やかな状態になるか。いつかサロンから離れる時に、自分の身体を信頼する力が育っているか』ということ。 

その方の大事な時間とお金を使ってサロンに足を運んでくれているのだから、一歩踏み出して関わってくれた分、『この身体でやれるぞ!大丈夫だ!』って思ってもらいたくて。

施術を通して心のコミュニケーションを取ることも大切にしていた私の元には『誰にも言えないけど聴いてほしいこと』を話しに来るお客さんも増えました。

確かに私は、彼女達にとって、家族や恋人、お友達でもない、だけど身体の悩みをシェアして一緒に改善していくひとなので、言いやすいのかもしれません。

表参道にあるサロンに頻繁に通えるような経済状態にある方がほとんどなので、一見、仕事やライフスタイルも充実しているように見えるけれど、いざ心の中をシェアしてくれ始めると、それはそれは多様なカタチのプレッシャーを抱えていたりして、中には、実は夜には睡眠薬を服用しないと眠れない方とか、実は自分の感情の起伏と上手く付き合えなくて不安な方とか、自己肯定感が低くて不安な方とか、本当に色々。

だけどある時気がついたんです。エンダモロジーの施術を通して出会っていたお客さんたちが、なんか深い部分から復活してる感じ。

『そういえば私、最近睡眠薬を飲まなくてもぐっすり眠れてるわ』

『そういえば最近、ずっとやりたかった趣味をはじめたよ』

『そういえば最近、身体が温かい』

何というか、身体の悩み以上に、心もまるごと復活していく感。

そう、そう!

それ、それ!

それで私、この現象をもっともっと研究することにしたんです。

これは一体どういう現象なのか。

その時に立てた仮説は、『人は、血がめぐれば心も身体も基盤が強くなる。生きていく力が強くなる。』

今は仮説と思っていなくて、もはや確信。

山あり谷あり、ため息をついてしまいたくなるようなこと、涙が止まらないようなこと、色んなことが起きるのが人生なのだけど、それでも前を向いて生きていくしかないときに、血がめぐっていれば、辛い時にもお腹が減るし、眠くなったら眠れるし、希望だって生まれる、きっと大丈夫だ!って強がることも、それを乗り越えてみせるパワーも湧いてくる。

エンダモロジーは、そういう意味で、超高齢化社会だし子育ては孤立しやすいし、真面目でひたむきな頑張り屋さんが多い日本では、美容の分野だけじゃなくて、もっともっと、介護やリハビリ、産前産後、気合が要りまくりの会議の前後の使いすぎの頭のケアとか、もっともっと、この社会で頑張りすぎる人たちケアに役立つはずって思えてならないのです。

簡単な道のりじゃないかもしれないけど、いつか、保険適用とか、沢山の人の健康の下支えの分野で大活躍してくれる日が来てほしいって思うんです。

そこに、私の全肯定の力が入ったら、すっごい元気が出るよって思っていたりしています。



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