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「あらかわの風景~わが街・東京都荒川区・日暮里」

日暮里(にっぽり)駅前は、現在3棟の高層マンションが建ち、駅前から日暮里舎人ライナーが走っています。再開発前は150軒ほどの駄菓子問屋が連なっていました。
日暮里舎人ライナーは、2008年に開業、これまで朝夕は慢性的な渋滞となっていた都道放射11号(尾久橋通り)の埼玉県との県境に近い舎人(とねり)と日暮里を結んでいます。(終点の駅名は、見沼代親水公園です)
先日、四日連続でトラブルがあって、有名になってしまいましたね。泣
 
JRと京成電車の結節点である日暮里は、成田空港に降り立った訪日外国人が初めて日本の地に触れる場所と言えます。
しかしながら、ここからの案内導線の不備が多く、バックパッカーの賑わいを見せる台東区山谷(さんや)まで都バス・亀戸駅行に乗車すれば、一本で行くことができるにも関わらず、その案内がありません。
また、京成電車を降りたら、改札の真ん前にある観光案内所も夕刻になると閉まってしまいます。(開いている時間は、案内人が居ます)
いっそ、無人案内所にして「AI」を活用した案内を導入すれば、訪日外国人をはじめとするお客様の利便性を高めることも可能だと感じます。
 
荒川区は、観光の側面から考えると都内でも後発地域になります。
東日本大震災後、東京都からの要請で、観光協会のない区は、観光協会を開設するように、とあったと聞きます。残念ながら、現在23区の中で、荒川区は、観光協会のない区の一つに数えられています。
地元住民は、地域の観光コンテンツを見過ごしていることが多く、観光での経済効果を結びつけることができていません。区内には、隣接するほかの区にも負けない素晴らしい宝物がたくさん眠っていると思います。
そのコンテンツをどのようにプロデュースし、お客様に好まれるモノ・コトに変換していくかが、これからの課題であり、それによって、地域住民の幸福度の向上につながるものと考えます。

観光には特許がありません。
先進地の好事例を真似て、より深耕したコンテンツを作り上げることができるはずです。
素晴らしい観光都市を目指して、日暮里、荒川・・・
後出しじゃんけんは負けません!

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