輝く人格と友情:再会の喜びを味わうジントニックシンフォニー
#創作大賞2023
#エッセイ部門
#スキしてみて
#カクテル
●アインシュタイン博士の言葉
「優れた科学者を生み出すのは知性だと人は言う。
彼らは間違っている。それは人格である。」
これは、アインシュタイン博士の言葉である。
そして、その人格は、何にあらわれるのだろうか。
いろいろとあると思うが、その一つは、友情にあらわれるように思う。
「友人を見ればその人の人間性(人格)がわかる」
少し差別的に聞こえるかもしれないが、これは真実ではないだろうか。
「この人と、本当に深く付き合ってよいのだろうか。」と迷う時、その友人が善良であれば、安心する。
恋人ができたとき。紹介された友人が、心の豊かな人だったら、とても嬉しい。もう一歩深い信頼関係を築く、きっかけとなる。
だから、良き友だちとの交流は、人生にとって大きな喜びであり、また感謝である。
●再会
数年ぶり。もしかしたら、10年くらいだろうか。
学生時代。そして社会人1~2年目のころに、よく行動をともにした、大切な友だちと、オンラインで再会した。
お互い、太っていないことを確認。
近況を報告。ともに仕事があることに安堵。
いろいろな話をした。
●苦難との格闘
彼は、会っていない間に、病気になり、今に至るまでに、相当な苦労があったことを、語ってくれた。
私も、私なりに、悩みを抱えながら、前に進もうとしていることを伝えると、それとなく、自身の経験を通して、励ましてくれた。
以前と変わらないけれど、苦難との格闘の中で、一歩、彼は、成熟し深くなったのだなぁと感じた。
「今度は、会おう!」と約束して、あっという間の1時間だった。
アイルランドのことわざに
「良い友は四つ葉のクローバーのようだ。見つけにくく、持っていれば幸運だ」
とある。
「あぁ、嬉しいなぁ。」
再会の喜びを、私は実感した。
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●カクテル:ジントニック
透明なグラスに、ジンとトニックを注ぎ、ライムを添える。
ライムの果肉が、ほんのり浮かぶ、美しいスタンダードなカクテル。
ジントニックには
「何があっても諦めない・いつも希望を捨てないあなたへ」
という願いが込められていると言われている。
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