9月23日 本のひととき☕No.3『永遠の0』
私は大学生になってから本を読み始めました。
そして、読んだ本についてブログを書くことにしました
今日は世界weekとは関係なしに、ブログを書きたいと思います!
今日の旅の写真
これは、ベトナムのホイアンという街の写真です
川面に揺れるろうそくの光がなんとも言えず美しかったです
今日の本紹介 No.3
『永遠の0』 百田尚樹 読書日9/23
戦時中の特攻兵の物語。凄腕の零戦操縦士、宮部久蔵が家族を第一に思いながらも、なぜ特攻で自ら命を落としたのか。
私は戦争の歴史の勉強はしてきました。でもその知識は、単なるどの国が戦争で勝って負けたか、何人もの死者が出たのかについてであり、戦争がいったいどのようなものだったのかは知りませんでした。
この夏私はベトナムへ行き、戦争博物館を訪れました。そこでベトナム戦争についての数多くの資料や写真を見るなかで、いかに自分が戦争について無知であったかに気づかされました。
今から数十年前の遠い昔のことだ、と知らないままでいてはいけない。これからの未来を作っていく私たちは戦争についてもっと知らなければならないと感じました。
帰国後、たまたま部屋に積んであった「永遠の0」を読んでみることにしました。
戦時中、命の危機に直面する人々や想像を絶する葛藤や恐怖に苦しんでいた人々、自らの命に代えてまで大切な人の命を守ろうとした人々がいたことを知りました。
最後の数ページは読みながら涙がでてきました。自分の家族や大切な人が生きていて、安心して暮らせる世界があることは当たり前ではない。
本を読み終えた今、こうして生きていられることに感謝すると同時に、未だに世界のどこかでは戦争が続いていることを思いました。
戦争は過去のものではありません。これからの未来を担う私たちが真剣に向き合っていかなくてはならない問題だということに改めて気づきました。