世帯数の将来推計によると高齢者や後期高齢者世帯が増え続けるようで、目を引くのは単身者世帯が増えることです!
こんにちは、小春日和が嬉しい世代になったDJムッチーです。
国立社会保障・人口問題研究所が発表した都道府県別世帯数の将来推計によりますと、2050年には全世帯に占める1人暮らしの割合が、27都道府県で40%を超えるそうです。
65歳以上の高齢者が1人で暮らす割合は地方を中心に高くなって、32道府県で全世帯の20%を上回るとのこと。
未婚の人が増えて、少子高齢化で一緒に住む家族の人数も減るため、1世帯の平均人数は34都道府県で2人未満になってしまうのです。
全世帯に占める1人暮らしの割合は全国で2020年の38.0%から2050年には44.3%へ上昇。都道府県別では東京の54.1%が最も高くて、2位の大阪が47.4%、3位が京都47.0%と上位は大都市圏が続きます。低い順では山形34.5%、福井と富山35.5%です。65歳以上の1人暮らしは全国で2020年の13.2%から2050年には20.6%へ上昇するそうです。
うすうす気づいていたことですが、数字を知らされるとギョッとしますね。
30年ローンで高価な住宅を買っても、最後は一人暮らしってことですね。
住宅の購入を検討中の皆さん、よく考えてくださいね・・・・
でもね、こういう数字は、暗く受け止めずに明るく受け止めた方が良いと思います。ジェンダーフリーも大切ですがこれからは、高齢者と単身者を社会に組み込んだ新しい仕組み作りの必要性が出てきますよね。
まあ、僕の場合2050年には生きていない確率が非常に高いので、新しい社会の仕組みが出来上がった行くのスピードの方に興味が湧きます。
新しい仕組みができると、新しいサービスやコミュニティーができますし、新しいテクノロジーも登場するでしょうから、それらとどう付き合って行くかが肝心です。グルメとエンタメとスポーツの話しかしない同年代が多いのには困ったものですが、学習の機会を前向きに作って行くことがこれからのカギでしょうね。
働く高齢者の割合が世界2位の日本
働く65歳以上の高齢者の割合を世界的に見ると、韓国が第1位で37%で日本は2位の25%、3位がアメリカで18%となります。
韓国の場合は、年金制度が整備されてからの期間が短い為だと考えられますが、日本やアメリカはやはり収入の少ない高齢者が多いのでしょう。
日本の65歳~69歳の52%、70~74歳が34%、75歳以上が11.4%が働いているという数字があります。定年後も働かざるを得ない人も多いのでしょう。
しかし、60歳を過ぎて働くとなると、求人がそれほど多くありません。特にホワイトカラー出身者には、進んでやりたくなるような職種はほとんどなくなります。あっても若い人優先でシニアは採用してくれませんしね・・・
(弱みに付け込んで、無茶な採用活動をしていると言っていいと思います)
社会がシニアの経験をさほど必要としていないのでしょう・・・実は、困難をいくつも乗り越えて来たシニアの経験や勘は、働き盛りの40代に一番欠けている部分だと思うのですが・・年上だとやりにくいのでしょうね(笑)
今日は、ちょっと暗っぽい話に感じるかもしれませんが、それは「今日と明日は同じがいい」という変化を好まない日本人習性によるもので、変化の時代が来ると思えば楽しくなってきますよ・・・リニア新幹線が完成した時の日本の経済圏の変化なんか想像するとワクワクしてきますよね(笑)
それでは、今日はこの辺で失礼します。
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。