各テレビ局のニュースショーやYouTube CHでさえトランプ元大統領の凶弾にひるまない勇者の写真と下馬評で溢れかえっています。なんとなく親近感のあるトランプという姓の来歴に興味が湧いてきて調べました！
こんにちは、米大統領選の行方が気にならなくもないDJムッチーです。
ひ弱な日本の運命は、アメリカ大統領選にかかっていると言っても過言ではない今日この頃、凶弾に屈しない勇者として紹介されるトランプ候補の写真をメディアで視るたびに、少し気分が楽になるのは僕だけでしょうか？
トランプ候補が大統領になれば、円安は一息つきそうですし、日本の屋台骨である自動車産業にも良い風が吹いてくるような気がしています。
ところで、僕は以前から、ドナルド・トランプという名前に不思議な親近感がありました。おそらく、姓も名前も聞き覚えがあるからだと思います。
欧米の姓には、日本と同様に祖先の職業や出身地に因んだものがたくさんあります。日本の服部さんはイギリスではテーラーさん、日本の匠さんはアメリカのカーペンターさんのような感じです。
英米の名前で興味を引くのは、マックドナルド（McDonald）さん、マキュロイ（McIlroy）さん、マックイーン（McQueen）さんと言う姓。
これらの姓の頭につく”Mc”は、息子と言う意味があって、それぞれドナルドの息子、ロイの息子、そして女王（クイーン）の息子という意味なんです。
日本にも同じような姓があって、ラグビーの五郎丸選手の姓は、五郎の息子と言う意味になります。もちろんこれらは、祖先が姓を名乗る時につけたもので、現代ではそうした意味はないと思います。
トランプさんの姓の来歴は
ドナルド・トランプ元大統領のトランプと言う姓は、カードゲームに由来するのかな？という疑問が最初に浮かびますよね。
日本でトランプと呼ばれているものは、「プレイングカード」が欧米共通の名称で、トランプと言うのは「切り札」という意味です。
では、トランプ姓は、切り札を意味するのか、そうならば結構カッコいい姓なのかと思ったのですが、そうでもなさそうです。
因みに、明治１９年、カルタ屋の上方屋が、トランプの「切り札・ゲームの中でよいもの」という意味を「質のよいもの」と勘違いして売り出したのが、そのまま定着してしまったようです。
カードゲームなら「かるた」でもよかったかもしれませんね（笑）
ドナルド・トランプ元大統領は、ドイツからの移民の子孫です。
1885年、16歳だったトランプ氏の祖父は、たった一人でドイツ北部のブレーメンを発ち、蒸気船アイダー号でアメリカを目指しました。
この時の祖父の姓名は、フリードリヒ・トルンプ（Friedrich Trump）。
そうなんです、もともと姓はトランプではなくトルンプなのです。
1905年頃には、フリードリヒさんはマンハッタンのウォールストリート60番地で理髪店を経営し、大成功をおさめました。アメリカに根を生やした彼は姓名を「フレデリック・トランプ（Frederick Trump）」とアメリカ風に名を改めてたのでした。
トランプになる前の姓「トルンプ（ Trump）」は、ドイツのファミリーネームとしては、「drummer（ドラム奏者）」を意味する言葉を語源としていて、音楽関係のお仕事にゆかりのある名前という事になります。
因みに「トルンプ（ Trump）」は、イギリスのファミリーネームではtrumpeter（トランペット奏者）を意味する言葉を語源としているようで、
こちらも音楽関係のお仕事にゆかりのある名前なのです。
ドナルド・トランプ元大統領の姓が、音楽にゆかりがある名前と聞くと、彼が集会で披露する、へんてこりんなダンスも血筋がさせるものかと思ってしまいますね・・・・
アメリカ人ではドイツ系移民出身は１位のイギリス系（アングロサクソン）に次ぐ 規模です。それは、第二次世界大戦でヒトラーから逃れてきた人がたくさんいるからです。
有名人のドイツ系だと、例えばウォルト・ディズニーやビル・ゲイツに、ロックフェラーやボーイングもドイツ系と言われています。
日本でおなじみの、ダニエル・カールさんや川崎真世さんの元奥様カイヤさんもドイツ系アメリカ人です。
祖先を辿る旅は、日本でも海外でも楽しいですね。
ただ、西洋史が苦手な僕としては、どうしてトランプさんのおじいさんがアメリカに渡ったのか、その動機までは推測ができないのが残念です。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
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第三回トークイベントは、土曜のお昼に開催しようかと
考えています・・・詳しい日程が決まりましたら発表しますね
じゃあまたこの次
DJムッチーでした。