Z世代は68％が、上司や先輩からの指導や注意が必要らしい！でも上司の上司は仕事の鬼！鬼の教え子は神にはなれないかもしれないよ⁈
こんにちは、寒い日が続いて二度寝が増えたDJムッチーです。
リサーチ会社の電通マクロミルインサイトさんが、Z世代（20～29歳）と中年層（40～59歳）1000人を対象に職場における実態を調査されたそうです。
その結果、Z世代は、68％が上司や先輩からの指導や注意といったフィードバックが必要だと感じているのに対し、そうしたことをしている中年層は48％だったそうです。
Z世代は神対応・神指導してくれる上司や先輩を求めているのですね。
上司の上司は仕事の鬼
Z世代の諸君はご存知ないだろうが、君たちの上司の上司はね「♪24時間戦えますか？♪」なんていう、ビジネスマンを揶揄したCMが流行した時代を生き延びた仕事の鬼なんですよ！あなたの上司はいわば鬼の教え子、鬼は神にはなりにくいんだよね。（神や仏になる鬼もたまにいますが・・・・）
それでも、あなたの上司は、社会のニーズに合わせようと一生懸命に神になろうとして努力していらっしゃるのだと思うよ。でもね神の皮をかぶっても鬼はしょせん鬼。
上司の約半数が注意や指導をしてないと言うのは、「だめだめやっぱり神にはなれない」というサインなんですよ・・だから上司に神対応を求めてはいけません！
日ごろのコミュニケーションって？
調査によると、Z世代は日ごろからコミュニケーションが取れていれば、中年層からの指導や注意を前向きに受け止める人が多いものの、コミュニケーションが十分でないと、「反発心がわく」といったネガティブな印象で受け止められる傾向があったそうです。
調査後の分析では、「Z世代は承認欲求が強くフラットな関係を好む特性があり、中年層は、Z世代に対し『一緒にやろう』というスタンスで接するのが大事だ」となっています。
でもねZ世代の上司たちは、仕事の鬼の上司から「仕事は盗め！」「他人の仕事を見て覚えろ！」「上役の電話は耳を澄ませて聞いておけ！」・・・と叱られて育てられた人達だということを理解してあげて下さい。
Z世代の上司たちは、仕事の倫理や技術を理論ではなく五感で自分なりにアレンジして身に付けた人達なんです。
つまり問題解決型の脳を発達させてきた人達で、ゴール型の脳構造。ゴール型の脳構造が最も苦手なのが、フラットな人間関係を構築して問題を共有して解決を望むプロセス型の脳構造なんです。
（脳構造について知りたい方は、ページ下に掲載の拙著をご一読下さい。）
五感で道を切り開いてきただけあって、実は鬼の教え子の上司たちも時代の変化には敏感です。ゴール型の脳構造の人たちは、一度自分のやり方が通じないと悟ると、老いたボス猿が猿山を去るように引退したがるんですよ。だから、老害だとかハラスメントを恐れることを口実に新しいボスがいる群れへの関与を避けるんです。
Z世代の諸君がフラットな関係での上司や先輩とのコミュニケーションを望むのならZ世代から歩み寄らないとね！・・喉が渇いたかなとおもったら缶コーヒー持って行ってあげて一緒に飲むとかね（笑）
老害を恐れているというのは、自分の考え方は通じないと悟ったということだから、Z世代の諸君から「そんなこといわないで、仲間になりましょう」と誘ってあげてください。
サル山を去ったような上司や先輩諸氏には、Z世代の諸君が、舌を巻くような知恵や知識がつまっていると思うよ。
気になるのは、Z世代の中からいち早くリーダーの側に立った人がどんな上司になるかということです。組織は、縦社会と横社会を相互に運用しないと発展には向かわないから、上司としてどんな行動をとるのでしょうね？
どんなボス猿になって、どんな猿山を作り上げるのか見てみたいものです。
それでは、今日はこの辺で失礼します・・・
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