7月から横断歩道の白線と間隔の基準が現在の2倍に広がります。白線だけ踏んで歩くのが厳しくなるし、日本でアビーロードのパロディーはできなくなります!
こんにちは、僕の住む街の最後の本屋さんが昨日閉店して、とうとう街に本屋さんがなくなってしまったことを哀しんでいる、DJムッチーです。
警察庁によりますと、横断歩道の白線の幅と間隔を定めた規定について、現在の45~50センチから90センチまで拡大できるように変更する方針が明らかになりました。
白線の間隔を広げることにより車の車輪に踏まれるのを避けて設置できるようになり、白線が削れて薄くなるのを防ぐことができるようです。
白線の塗り直しよって白線の本数を減らすこともできるので、都道府県警が維持管理しやすくなるということです。
自動車安全運転センターが昨年度行った調査研究で、横断歩道の白線の幅と間隔が90センチまでなら車の運転者からの見え方に問題はなかったようなので、最大の90センチを基準にしたようですね。
警察庁でも維持管理のしやすさとコストダウンは急務のようです。
実施は7月からで、順次塗り替えていくことになります。
そういえば、かすれてしまっている横断歩道や停止線や「止まれ」の文字があちこちで見られますものね・・・・
標識の設置も緩和
現在、信号機のない交差点では、横断歩道があることを示すひし形の道路標示と標識の両方を設置する必要があります。これからは、横断歩道があることを示すために掲げる青い標識の設置基準が緩和されます。
「止まれ」という一時停止の標識と一緒にある場合は横断歩道標識を設置省略されます。
標識の数を減らすことで、運転手らが標識を認識しやすくなるのだそうで、費用も低く抑えられる見込みです。
事故や取り締まりの時は言った言わないの喧嘩のような状況が想像できて、それでも緩和するの認識よりも費用の方が重要なのでしょうね。。。
横断歩道は以前にもデザイン変更をしています。
横断歩道の絵を描いて下さというと、年配の人は横線を並べて等間隔に描き、両端に縦の線を引いて、ハシゴのような横断歩道を描かれます。
年配の方と言ったのは、実は1992年以前は実際にハシゴのような横断歩道だったからです。現在の横断歩道は縦の線がなく横線だけのゼブラ模様です。
このデザインになったのは、1992年11月1日から法令施行以来のことなんです。
また、横断歩道の線の幅と間隔に規定はありますが、横断歩道自体の幅には規定がありません。石川県には金沢城址石川門前の横断歩道という幅が18m60㎝のかなりワイドな横断歩道が存在します。
横断歩道の幅が広いと歩行者がまばらに歩き、ドライバーが注意散漫になったり、雨や凍結などでスリップのリスクが高まることから、平均的な横断歩道の幅は3メートルでぐらいに収斂されているようです。
横断歩道の白線の幅と間隔が90センチになると困ること
子供の頃には(もしかしたら今でも)誰でもがやった、横断歩道の白線だけを踏んで歩く遊びが、白線の間隔が90センチとなるとかなり成長してからじゃないと難しくなりますね。小学校低学年で挑戦しようとすると、助走や連続ジャンプが必要で、転倒したりでちょっと危険かもしれません。
高齢者にとっては、現状の横断歩道で白線を踏んで歩けない、またはできたとしても辛いと感じられる方は老化の黄色信号といいますが、新しい横断歩道になるとこんな診断も出来なくなります。
因みに、現状の横断歩道で白線を踏んで歩けない、またはできたとしてもいつもの歩き方よりも辛いと感じられる方は筋肉が衰え、歩幅の小さい歩き方が習慣になってしまっています。そんな方は整体の専門家や医師に相談してみてください。
ビートルズのアルバム「アビーロード」のジャケットイメージのパロディーが日本ではできなくなってしまいます。
もちろん、イギリスのアビーロードまで行けば可能ですが、日本では今後難しくなりますね。なにせ、アビーロードと同じ道幅に幅90センチの横断歩道を作ると、白線が3本になってしまって何とも締まりのない絵になります。
実現するには、メタバースの世界しかないようですね。
道路の白線がかすれて見えなくなってしまったりしている時は
交通規制に関するものは、お近くの警察にご相談ください。
そうではない、白線は国、県、市などの道路管理者までご相談ください。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
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