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今、明かされる、どうして「カミカミ ツマリツマリも芸のうち」なのか?  歌舞伎役者論に学ぶ「華のある話し方」

今回からは、口下手、話し下手と自分で自分を評価してる人に、思いを言葉にするテクニックやコツをお伝えしていきます。

例えば、スピーチやプレゼンテーションなど人前で話す時、準備はしてても
「すぐに、カンでしまうなぁ~」とか「ツマッてしまうなぁ~」というお悩みをお持ちの人はありませんか?

もしくは、パーソナリティートーク術を読んでいただいている人の中で#7まで読んで、レッスンもして、話したい気持ちは出来てきたけど、
いざ、話すとなると、尻込みしてしまう・・・なんていう人はいないでしょうか?

スピーチやプレゼンテーションでは、内容の詳しさに差はあるものの準備原稿があるはずです・・・
いわゆる街の「話し方教室」や「スピーチ教室」では、原稿を受講生の前で何度も読ませて、あるいは暗唱させて、カミやツマリを消して奇麗に話せるように訓練します。
今回はこの方法が、いかに遠回りで的を射てないかが分かるお話をします。

パーソナリティートーク術を読んで、#7まで進んだ人には、今日の講座で尻込みがなくなるトークの心得になると思います。

さて、DJムッチーの自己紹介を読んでいただきましたでしょうか?
私がラジオ番組を持ち始めた頃にスッタフに付けられたアダ名は、「カミカミムッチー」です。
番組には、周到に準備して向かうのですが、なぜかカンでしまいます。
あの時は、かなり悩みました・・アシスタントの美人のお姉さんが一番きつかったな・・

そんな時、出会った大物歌舞伎役者さんが、お弟子さんに発した厳しい指導の言葉と巡り合ったんです。
その言葉で、目が覚めました・・・そのお話を今回#8ではお届けします。
きっと、話し方教室等へ通っている人は目からウロコが落ちるでしょうし、
パーソナリティートーク術を読んでくれている人には、背中を押してくれるお話になると思います。
余談ですが、人間は本当に困ってもがいていると、不思議ですが、光が差すとでも言いましょうか、解決策と出会うんです。
本当に困ってもがく、そのことを四六時中考える、というのが大事なんだと思います。(恋に似てますね・・・似てませんかね・・・)

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