ドラマ「北の国から」のロケ地、富良野ではラベンダーが咲き始めました。鈍行列車に乗ってラベンダーが咲く田園風景を旅してみたい! シニアにとっては、ラベンダーと言えばタイムトラベラーですよね!
父の日に、お昼からビールをいただいて、いい気持のDJムッチーです。
ドラマ「北の国から」フリークの友達から「富良野で早咲きのラベンダーが咲いたらしいから、暑い関西を離れて気晴らしに見に行かないか?」という明るい声の連絡が入りました。
僕の体調をおもんばかっての彼のさりげない気遣いに嬉しさも一入です。
ラベンダーが咲く、富良野の田園風景って聞くだけで魅力的ですよね。
頭の中には「北の国から」のテーマソングが流れてきます。
そもそも、どうして富良野にラベンダーなのかというと、1937年曽田香料という会社が化粧品の原料としてフランスのアントワン•ヴィアル社から仕入れたラベンダーの種子を北海道に持ち込み植え付けました。北海道がラベンダーの生育に適していることが分かると、最盛期にはラベンダー畑は上富良野町で85ヘクタール(東京ドーム18個分)、全道では235ヘクタール(東京ドーム50個分)にもなったそうです。
ところが戦後、科学技術の発展により合成香料が安く手に入るようになったため、香料会社がラベンダーの買い上げを中止してしまいます。
ラベンダー畑が次々となくなっていく中、ラベンダー畑を残す方法はないかと考えたのが、今ではラベンダー畑ですっかり有名になった、ファーム富田の創始者の富田忠雄さんです。
富田さんは稲作で生計を立てながら、ラベンダー畑の存続に奔走しました。
そんな中、富田さんのベンダー畑が国鉄のカレンダーで全国に紹介されて、観光客が訪れるようになります。富田さんは訪れた旅行客からポプリや匂い袋の作り方を教わり、それらの販売を始めたそうです。
今では富良野の観光資源として重要な役割を担うまでになったラベンダー畑にも、紆余曲折と支える人の情熱があったのですね。
ラベンダーの見頃は
ラベンダーは品種により見頃の時期が違っていて、早咲きは6月中旬から開花が始まり、7月上旬~中旬が見頃なんだそうです。
遅咲きの品種は7月上旬に開花し、中旬から下旬が見頃ということですから、酷暑が予想される今年の夏は富良野にラベンダーを見に行くのが良いかもしれませんね。
ラベンダー畑を一望できるJR北海道の観光列車、「富良野・美瑛ノロッコ号」の運行が6月8日から始まっています。
「富良野・美瑛ノロッコ号」は、旭川や美瑛と富良野の間を走る観光列車で、車窓に広がるラベンダー畑と、時おり車窓から流れ込むほのかなラベンダーの香りを楽しむことがでるのだそうです。
ファーム富田から徒歩約7分のところに臨時駅「ラベンダー畑駅」が登場するので、ファーム富田で途中下車もいいかもしれないですね。
のんびり旅するのに、うってつけのトロッコ列車ですね。
シニア世代はラベンダーと聞けばタイムトラベラー
「タイムトラベラー」は、1972年NHK少年ドラマシリーズとして土曜日の夕方に放送されてたSFドラマです。原作は、筒井康隆先生作「時をかける少女」と言えば、内容をご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。
城達也さんのミステリーエピソードの語りから始まるドラマで、始まりの時点で心を奪われてしまいます。そして、おどろおどろしい系のテーマが流れて、少年少女はブラウン管に釘付けです。
ストーリーは、フラスコに入った謎の液体の匂いを嗅ぎ、時間を移動する超能力を身につけた中学3年生の芳山和子とその謎の液体を作った男子生徒・深町一夫(700年後の世界から来た未来人ケン・ソゴル)との出会いから別れまでを、さまざまな事件と共に描いていきます。
フラスコに入った液体がラベンダーのエキスだったのです。
ある回では、お父さんの整髪料のラベンダーの香りでタイムトラベルしてしまったりします(笑)
若かりし筒井康隆先生のSF世界観を見事にテレビドラマ化されていました。角川映画の「時をかける少女」よりもこのドラマの方が良い出来だったと思います。同年に続編が放送されましたが、こちらは原作を離れていて、イマイチ感があふれるものでした。
NHKアーカイブには最終回しかないので残念ですが、懐かしいと感じる方、ご興味のある方は、下にリンクを張っておきますので是非ご覧ください。
主人公の芳山和子役の浅野真由美(当時:島田順子)さんは、後にミュージシャンの柳ジョージさんと結婚されています。
保健室の擁護の先生役が、テレサ野田さんだったので、色気づいてきていた僕にはたまりませんでした(笑)
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