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インバウン丼に議論百出のようですね。テーマパークのレストランで足の早い食材を使った料理を食べると思えば、さして驚くこともないでしょう!ただこの場所がテーマパークと同じ扱いじゃまずいかもしれませんね😅

こんにちは、DJムッチーです。
豊洲の千客万来のフードコートみたいなところで提供している、ウニ丼や海鮮丼が高値で提供されていて、インバウン丼ってあだ名付けられて揶揄されていますね。ウニ丼は、最も高いもので18,000円、海鮮丼は6,600円とだけ聞いたら、「そりゃ高いわ」と思ってしまいますけどね。
でもね、USJのようなテーマパークのレストランで食事するといくら取られるか考えると、そうでもないような気がしてきます。USJのレストランで食べるマリオバーガー(ベーコン&チーズ)って1個2,500円ですよ。マリオバーガー2個食べてコーラ飲んだら、海鮮丼とほぼ同じ値段になります。ウニや海鮮丼に使われる鮪や鰤は、輸送費がかかるし生物で足が早いから無駄が出てしまう可能性まで考えると、そんなに高くないような気がしますが・・いかがでしょう?
問題は、食事を提供している空間の価値がUSJと豊洲千客万来では大違いということなのでしょう。

大衆的な設えに高価格だから批判が湧く

温泉施設のフードコートで食べるインバウン丼

インバウン丼を食べる場所が、温泉施設のフードコートという何とも言えない感覚が、批判したくなる要因だと僕は思います。これが数寄屋橋次郎だったら安いと評判になるかもしれません。ただ、数寄屋橋次郎には超カジュアルウェアでリュック背負って食事にはいきませんけどね。高価なウニ丼や海鮮丼に見合う価値のある空間ってどんな場所なんでしょうね?
そもそも丼は大衆的な食べ物で、海鮮丼は漁師飯から発展したもの。本来は漁港の家族経営の食堂なんかで、港で上がった魚を乗せて安価に提供されていたものです。そこに鮪を乗せようと考えた都会の飲食業の人が、海鮮丼に行き場を失わさせてしまったのです。
つまり、鮪や鰤の乗った海鮮丼は初めから行き場が無いんですね。
刺身か寿司で食べればいい物を、なんで丼で食べるのかも良く分りません。

海鮮丼はこんなお店にピッタリ 

日本が初めての外国人旅行者は、まずここで!

豊洲千客万にくるインバウンド客は、おそらく日本食初心者でしょう。最初はここで高価なウニ丼や海鮮丼を食べてもらえばいいでしょう。そして、あちこち地方を旅行するうちに事情が分かって、次は海の近くの町で安くて美味しい魚料理を食べてもらうと良いのではないでしょうか。
アメリカの平均時給が3,000円ですから、日本の平均時給を1,100円とすると、18,000円のウニ丼は6,600円ぐらいの感覚だし、6,600円の海鮮丼は1,800円ぐらいの感覚でしょうから、アメリカ他の諸外国から来る初心者には入門価格として諦められるでしょう。
因みに数寄屋橋次郎本店のお任せが55,000円からですから、インバウンドの人達には20,000円ほどで試すことができる感覚でしょうね。
豊洲千客万来は、そういう意味で外国人旅行者には意味のある場所です。
ただ、このことがSNSを通じて全世界の日本ファンに広まると風評被害が出るかもしれません。豊洲千客万来の行く末に多難を感じます(笑)

豊洲にいくならこのお店

豊洲市場そばには、千客万来の他にも市場で働く人や近隣人々のための食堂やレストラン、和食店がたくさんあります。
その中でおすすめが、「すきやばし次郎 豊洲店」です。あの数寄屋橋次郎からの初の暖簾分け店です。二郎も認めた25食限定のサービスランチは1,700円と超お得で、激美味しいです。
東京豊洲市場へお運びの際はぜひお立ち寄りください。

それでは今日はこの辺で失礼します。
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。


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