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『ブルー・マインド』(2018)

⚠️ネタバレ要素を含みます。
こんばんは。みなさん映画は好きですか?
今回は『ブルー・マインド』をご紹介したいと思います。


あらすじ

両親の仕事の関係で新しい街へと引っ越してきた15歳の少女・ミア。親の都合に振り回されることへの苛立ちと、大人の女性へと変わっていく自分自身への言いようのない不安の中、ミアはクラスでも目立つ存在のジアンナたちと仲良くなる。アルコール、 万引き、男の子たち、ミアは憂鬱な気持ちを振り払うように、仲間たちと悪い遊びに手を染めていく。そんな中、彼女は決定的な体の変化を感じ始める。しかし、それは明らかに「成長」と言うにはあまりに不気味で、不自然なものだった。果たしてミア の身に一体何が起こっているのか?彼女を待ち受ける過酷な運命とは?

感想・評価

「よかった点」

  • 女性特有の思春期による不安定な心情と身体の変化を『人魚』というファンタジーで表現していた。

  • ファンタジーを題材にした作品だが、人魚になっていく過程がリアルだった。(くっついたつま先、鱗を剥がす、突如現れたヒレ)

  • ラストシーンで覚悟を決めて、親友や母親に感謝を伝え旅立っていく姿は、目頭が熱くなった。


「悪かった点」

  • 最後までミアが人間なのか人魚なのか、確信できる場面が無かった。

  • 序盤から終盤まで絵に描いたような わからず屋だったからイライラした。

最後に

主人公のミアは15歳にして、引越し・新しい環境・身体の変容・両親への疑問、15歳には重過ぎる事情だ。だが最後には心の友を持ち、覚悟を決めて海へ向かう姿は勇敢で美しかった。

僕が観終わって最初に疑問に思ったのがこの映画のタイトルだ。
『ブルー・マインド』
ググってみたところ「平和で穏やかな状態の気持ちのこと」らしい。
確かに最後はスッキリした形で幕を閉じたが、僕は直訳で
「ブルー(憂鬱な)・マインド(心)」だと思った。

お読み頂きありがとうございました!
これからも鑑賞した映画をジャンジャン紹介していきます!
また、次の記事でお会いしましょう!

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