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【授業レポート】博物館実習報告会

武蔵野大学文学部(日本文学文化学科)1年生の学科必修科目「入門ゼミ」では、前期に「図書館実習報告会」、後期に「博物館実習報告会」を実施しています。各自が都内近郊の施設を訪問して、文学・文化の資料展示やアーカイブの知識を増やすとともに、プレゼン・発表の基礎を学ぶという趣旨の企画です。今年の博物館実習報告会は11月20日の1限に実施。日文SAの先輩たちに堀切克洋先生の「Cクラス」の潜入取材をしてもらいました!

✿日文1年生の入門ゼミCクラスにお邪魔して「博物館実習報告会」を聞いてきました✿
・報告会の様子
・特によかったレポート
・気になる博物館
・おすすめ博物館
を紹介しようと思います!

Cクラスは、グループワークでの進行でした。

【報告会の様子】Cクラスでは学生一人一人がそれぞれ選んだ博物館に訪問し、A4の紙1枚にレポートをまとめていました。報告会は2~5人のグループで行われ、質問もし合うなごやかな雰囲気でした。学生が訪れた博物館は「東京国立博物館」が最も多く、武蔵野大学は東京国立博物館のキャンパスメンバーズ会員のため、文学部生は総合文化展を無料観覧することができます!制度の活用がなされていて素晴らしいですね。

【特によかったレポート】レポートには学生の個性がよく表れていました。レイアウトやフォントにも工夫が見られ、半年間大学で学んできた成果が感じられます。写真で紹介するのは、特によかった3つのレポートです。新聞のような形で写真が大きく見やすいもの、ユーモアのある文章で熱量を感じるもの、紹介者の驚いたポイントが載っているもの、充実した実習であったことがわかる魅力的なものでした。レポートを作成する上で、印刷したときの読みやすさを考慮することは忘れないようにしたいですね。とても学びのある発表でした。3人の学生さん、資料掲載許可ありがとうございます!

前期と比べると、格段に資料作成が上手に。

【気になる博物館】 実際に行った博物館だけではなく、自分自身が行ってみたい博物館や美術館についても発表をしていました。その中でも筆者が気になったものをいくつか紹介します。1つ目は、宮城県大崎岩出山にある「感覚ミュージアム」です。五感をテーマにした日本初のミュージアムだそうです。2つ目は、エジプトのカイロ近郊のギザにある「大エジプト博物館」です。ここは、本格的なオープンはまだしていません。しかし、古代エジプトの文化財などを展示する世界最大級の博物館になる予定のようです。3つ目は、クロアチアにある「壊れた人間関係博物館」です。失恋博物館とも呼ばれており、破局にまつわる様々な展示が行われているそうです。どれも、非常に独特で面白そうですね♪

【おすすめ博物館】 ここからは堀切先生がおすすめする博物館を紹介していきます。ひとつは東京都港区赤坂にある「サントリー美術館」。日本のものから海外のものまで、幅広い作品を見ることができます。もうひとつは、瀬戸内の直島にある「地中美術館」です。展示されている作品だけではなく、島全体が“アート”と言われる場所です。ぜひ行ってみてください。

【まとめ】 堀切先生が発表の最後に「文化資源」についてお話をされていました。東京には、博物館や美術館が数多くあるため、自ら足を運び様々な文化資源に触れてほしいということもおっしゃっていました。皆さんも東京で生活するメリットを活かし、文化資源から多くのことを学んでみてはいかがでしょうか!  

SA 垣花(3年) 笹野(2年)

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