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【新刊紹介】川野里子対談集『短歌って何?と訊いてみた』・町田康『俺の文章修行』
こんにちは。
武蔵野大学文学部日本文学文化学科です。
今日は日文に関わっていらっしゃる先生の新刊を2冊紹介。
まず1冊目はこちらです。2025年1月刊。
歌人の川野里子さんによる対談集。総合誌「歌壇」に「ことば見聞録」というタイトルで2021年から14回にわたって連載されたものに、俳人の高野ムツオ氏との対談を加えたもの。2章「ジャンルを超えて」には、本学客員教授の井上弘美先生との対談が収録されています!
コロナ禍での武蔵野大学での授業についても触れられているので、ぜひ短歌や俳句について学んでいる皆さんには、読んでいただきたい一冊です。
2冊目は町田康先生の新刊。こちらも2025年1月刊です。
町田康の文章に宿る精神と技巧!
こちらは「小説幻冬」2021年8月号から2024年5月号に連載された「旅に出ぬのが言葉の修行」を加筆・修正したもの。「人として誠実であると小説は二行で終わる」? 「常につきまとう「これをやっておもろいのか、おもろないのか」問題」? 「『告白』冒頭で使った「ボケ」と「ツッコミ」をあわせもつ半畳の技法」とは? 33の魂のメッセージを体で受け止めよ。
こちらから試し読みも可能。
ちなみに、7章に登場する『ことわざ故事金言小事典』は、武蔵野大学生によるインターネットラジオ番組「イドバタコウギ」の町田先生登場回でも出てきていましたね。こちらもぜひご覧ください。