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出会いと神在月の出雲大社 Inspiring Journey

えいっと意気込んでスタートした8歳児との旅路、中国地方の往復15時間超えドライブの最終編。
今回は、再来した島根県での出会いです。

博物館と歴史と神社を旅してる。ほんっと、車でよく行くなーって思うけど、着いてしまうと案外これるんだって気がする。旅って、時間を距離で感じられるのがいい。

岡山を後にして、広島に戻り、目的地は島根県。
本日は泊まれる博物館、奥出雲多摩自然史博物館に宿泊。

ドーン!と、お出迎え。アロサウルス

実のところ、島根まできたけれど、出雲大社参拝はどうしよう?と思っていた。8月に参拝したばかりで、その時は激混みだった。暦の上ではもう11月、霜月だ。
そんな事を考えながら、ホテルの受付用紙に日付を書く。

明日はどうされるんですか?と、そんな気持ちなど知るはずもないフロントマンから尋ねられた。
出雲大社に行こうかなーと、悩んでるんですよねー、と答える。

今は旧暦の神在月なんです。10時くらいから観光客のバスが到着するので、その前くらいがいいですよ。稲佐の浜の砂を、本殿裏の素鷲の社で交換して持ち帰れます。
僕はそのお陰で病気から生還しました。息子も同じ病気をしたけど、治りました。
本当に凄い御利益があるので、必ず行ってください。

奥出雲多摩自然史博物館

え、神在月って10月じゃないの?と思ったら、どうやら旧暦だと11月になるそうだ。さすが、出雲だ。歴史が古い。
翌日、丁寧に記載された付箋を付けて、出雲のパンフレットと出雲大社参拝地図を下さった。

これは、ちゃんと参拝しなくては。

6時に起床して、7時に予約した朝食をいただく。ごはんが美味しい、と思ったら、仁多米の新米だそうだ。
東日本では魚沼産のこしひかり、西日本ではこの仁多米が評されているんですよ、と可愛らしい笑顔で教えてくれた。島根、お米まで有名なのか。知らなかった。
卵かけご飯にしたら、卵まで美味しかった。

ココのアンモナイト!煌びやか

8歳児は、昨夜も堪能した博物館が8時からオープンとゆーことで、サラッと仲良しになった東京都品川区の小5のシティボーイと遊んでいる。

東京って楽しい?と聞いてみた。
あんまり、、そうでもないっすよ、と答えてくれた。
今度、科博にいくよーと伝えたら、いつですか?と嬉しそうだった。やっぱり、リアルトークは面白い。

フロントマンに御礼を伝え、10時前到着を目指して、ホテルをチェックアウト。ちゃんと稲佐の浜から素鷲の社、参拝しまして、御砂を有り難くいただきました。

稲佐の浜
境内のウサギ

12時前には到着した観光客で混み始めてきた出雲大社を後にして、宮崎への旅路ドライブ。
振り返ってみて、今回は出会いの旅立ったなあ、と実感。
途中、吉田松陰館に立ち寄って、ゆっくりと帰り着いたら星が輝いてた。ようやく、無事に家に到着、空を見上げて一安心。

ご縁の神様、大黒天様と、八百万の神様の集う神在月。
出会いに、感謝。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

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