ミズってなんなのさ🌱
母が仙台旅行に行ってきた帰りに、「コシアブラ」とともに「ミズ」を買ってきました。
おっと、「ミズ」といっても水じゃあありません。山菜の名前です。
母は「ミズ」を食べたことがあるそうで「せっかくだしついでに」とのこと。
「ミズっていったいなんなの?」
「ミズってどんな味なんだろう?」
「ミズってどんな料理に使うんだろう…?」
など、疑問がどんどん湧いてきました。
今回は、むぅちゃんの知らない野菜「ミズ」について調べてみました🌱
ミズを知らない人はぜひ一緒に勉強しましょう🐈
ミズっていったいなに?
ミズの正式名称はウワバミソウです。
バラ目イラクサ科ウワバミソウ属に属しており、ウワバミ(大蛇)がいそうなところに生えているからウワバミソウなのだそう。
「バラ」と「ウワバミ」…と聞くと、なんだか「星の王子さま」(サン=テグジュペリ著)に縁がありそうな気がしてきますね。
ミズは主に茎の部分を食べます。
処理の際には葉を落としながら表面の薄皮を剥いていくのですが、なかなか手間だったな…笑
動画なんかを片目で見つつ、適当に剥くのがちょうどいいと思います。笑
ミズの葉っぱはイガイガしているらしくあまり食べないのだそうです。
まあバラやイラクサの仲間だし、そんなもんなのかなー。
また、秋口にはミズの茎と葉の節目にむかご状の実がつくのですが、これも食べることができるのだそう。
こっちはまだ食べられていないので、そのうち試してみようと思います。
ミズってなにあじ?
ミズはその名の通り茎に多く水分を含んでいることから、茎はやわらかくてみずみずしい味わいです。
私も実際におひたしに食べてみましたが、山菜とは思えないほどクセやアクがなくてびっくりしました。
ほどよくシャキシャキ感もありつつ、どろっとした粘りけもあり、美味しかったです!
なお、ミズのむかご(コブコ)は、とろっとしているのにみずみずしい独特の歯ごたえがあるのだそう。
カモシカはむかごをわざわざ選り分けて食べるとも言われていて、動物も人間もおいしくいただける食材なのだとか。気になる…
ミズってどんな料理に使うの?
ミズは、茎とむかご(コブコ)を食用にします。
それぞれどんな料理に使うのか見てみましょう。
①ミズの茎
ミズの茎は、おひたしや油炒め、和え物、汁の実など、幅広く使うことができます。
また、粘りけがあるところから「ミズのたたき」も有名で、よく食べられるのだそうです。
✅ミズのおひたし
✅ミズの油炒め
✅ミズのたたき
②ミズのむかご(コブコ)
ミズのむかごは、塩漬け・醤油漬け・味噌漬けなどの漬物で食べることが多いようです。
気になるなー…いつか食べてみたい…
✅ミズの実の醤油漬け
ミズっていつ・どこで食べられるの?
ミズは、沖縄県を除く日本全土に生えており、きれいな水辺や湿地など、日当たりの悪いジメジメしたところを好むようです。
特に東北地方ではよく採取できることから、古くから食べられていました。
収穫時期は5~10月頃と長く、半年間の間食べられるため、山暮らしでは重宝する食材なのだとか。
まだまだ収穫シーズンなので、東北地方の郷土料理屋さんなどに行った際にはぜひ試してみてください^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
母の買ってきたミズはおひたしとして実食したところ、とても美味しかったです。
今度はむかごも食べてみたいなー✨
食べ物との出会いは一期一会です。
みなさんも、まちかどで出会った知らない食べものにチャレンジしてみませんか?