見出し画像

お金について考える【いまさら聞けないiDeCoの話】

みなさん、こんばんは!

うさみです。

今日は、フレーズはよく聞くけど、いまいちわからないなーと思う人もいる(かな?)iDeCoについて考えていきたいと思います。

たまたま、職場の後輩がiDeCo始めようかなと悩んでいたので、私自身内容を整理したいと考え記事にしてみました。

それでは早速見ていきましょう!

◆iDeCoってなに?

iDeCoとは、一言で言えば「個人型確定拠出年金」のことです。

とは言え、この漢字の羅列は何なんだ!?と思う方が多いと思います。私も最初はそうでした。

「個人」はともかく「確定拠出」って?と思ってしまいますよね。難しい熟語です。

このiDeCoですが、国民年金や厚生年金が国で運用される年金なのに対し、自分自身で拠出した掛金を運用する私的年金の制度になります。

自分自身で商品を選び、掛金を運用していくシステムです。

公的年金だけでは不安なので、将来を見据えて自分でも備えておこうと思ったときに強い味方になる制度というわけですね!

では、次にこのiDeCoに加入したときのメリットについて考えてみます。

◆iDeCoのメリット

メリットについては、大きく分けて次の3つがあげられます。

① 掛金が全額所得控除できる

年末調整や確定申告時、生命保険料等の控除を利用される方も多いかと思いますが、iDeCoについても、掛金の全額が「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除となり、節税につながります。

② 利息・運用益が非課税

一般的に、預金の利息、証券会社等で投資信託や株式を購入し運用益が出た場合には、源泉分離課税として20.315%が利息や運用益に対して課税されます。しかし、iDeCoでは利息と運用益が非課税、つまり税金がかからずに再投資できるのです。

③ 受け取り時も控除できる

受け取り方法により多少異なるものの、それぞれ控除を受けることができます。一括して一時金として受け取る場合は「退職所得控除」が、年金として分割して受け取る場合は「公的年金等控除」が適用されます。

このほか、iDeCoでは転職・退職時も所定の手続きを行えば移管することができます。

iDeCoっていいことばかり、、、とは限りません。注意すべきポイントもありますので、併せて確認してみましょう。

◆iDeCoのデメリット

こちらも大きく3つあげてみたいと思います。

① 運用状況によって資産が変動する

購入する金融機関(運営管理機関と言います。)によって購入できる商品が違いますが、投資信託等を購入した場合、元本割れのリスクが生じることもあります。

ですが、預貯金と比べた場合、運用益がより期待できるという一面もあります。

② 原則60歳まで引き出すことができない

iDeCoという制度が、老後資産の形成を目的としているため、原則60歳までは引き出すことができません。資産を受け取ることができるのは加入者が60歳になってからになります。

※掛金額の変更や掛金の支払いを停止して運用のみ行うことは可能です。

③ 各種手数料が発生する

iDeCoは、購入する金融機関(運営管理機関と言います。)のほか、実施主体である国民年金基金連合会や事務委託先金融機関も関係しているため、加入時や口座管理等の各種手数料が発生します。

しかし、運営管理機関によっては、運絵管理手数料を無料としているところもありますので、よく確認してみましょう。

◆iDeCoを利用するには?

実際にiDeCoを利用するためには、おおよそ次のステップを踏めば、始めることができます。

<ステップ1>加入資格があるかを確認

<ステップ2>掛金額を決める

<ステップ3>購入する商品を決める

<ステップ4>購入先の金融機関を決める

全てこのとおり進めることが正しいというわけではありませんが、目安にしていただければと思います。(これらのステップについては別記事で説明できたらと思います。)

ちなみに、わかりやすくまとめられたサイトがありますので、こちらも参照してみてください。

(iDeCoのキャラクターがいるなんて知らなかった。。。)

なお、iDeCoの制度については、2022年に一部改正が行われることになっています。

その点については、後日また記事にできればと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

コツコツは勝つコツです。iDeCoを活用して継続して資産形成にチャレンジしてみましょう!

ではまた。

うさみ

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集