お金について考える⑦【口座は最低3つ持とう!】
みなさん、こんばんは!
今回は、上手にお金をコントロールするために口座をいくつ持てばいいのかを考えていきたいと思います。
みなさんは、現在いくつの銀行口座をお持ちですか?
給与が振り込まれる口座、貯蓄用の定期預金口座など複数の金融機関口座をお持ちの方もおられれば、中には、一つの口座しかないという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、意外に人間は意志が弱いもので、貯めるべきお金を気づいたら使ってしまっていた、ということがないために、きちんと口座を分けておくことが必要です。
では実際に、いくつの口座があればいいのでしょうか?
よく言われているのは、最低3つの次のような口座があるといいとされています。
①つかう口座 【生活費用】
給与の振込口座をこれにあたります。この口座で公共料金やクレジットカードの引き落としなどを管理するようにしましょう。そうすることで、この口座の通帳を見るだけでお金の流れがだいたい管理できるようになります。
この口座は、皆さんのよく使う金融機関の普通預金口座にすると良いでしょう。
②ためる口座 【預貯金用】
財形貯蓄などの自動天引きにより貯金できる口座がこれにあたります。自動天引きができない場合には、①のつかう口座とは別にこの口座をつくり、収入の1割をこちらに積み立てていきましょう 。
この口座は、普通預金よりも定期預金や、金利の良いネット銀行の預金口座がおすすめです。
③ふやす口座 【資産運用用】
こちらの口座は、②のためる口座に年収の半分が貯蓄できたら、つくりましょう。ためる口座からお金を移すのではなく、別口座として毎月一定額を積み立てて資産の運用を行うための口座です。
この口座は、銀行の貯蓄預金か、金利の良いネット銀行等の預金口座または投資を行う予定がある人は証券会社の系列グループが運用する金融機関の口座にすることをおすすめします。
このように、大きく3つの口座に分けてお金を管理することで、上手にお金をコントロール出来るようになります。
このほか、ためる口座を「旅行用、結婚資金用」などで目的別に分けてみるのも良いでしょう。
また、銀行口座は、ペイオフ制度といって1,000万円までが預金保証の対象とされていますので、特に、ためる口座やふやす口座は残高に注意し、必要に応じて口座を増やすことも考えておきましょう。
ということで、今回は、お金をコントロールするために必要な3つの口座について考えてみました。
それではみなさん、
コツコツお金と向き合って、お金をコントロールできるようになりましょう!
ではまたお会いしましょう。