お金について考える【iDeCoを始めるためのステップ3<どんな商品を買えばいいの!?>】
みなさん、こんばんは!
うさみです。
ここ数日、iDeCoについて書いており、次の記事でiDeCoのメリット・デメリット等の概要をまとめ、iDeCoを始めるための4ステップをご紹介しました。
▼以前のnoteはこちら▼
記事の中で説明している、iDeCoを始めるための4ステップはこちらになります。今回はステップ3について考えていきます。
<ステップ1>加入資格があるかを確認
↓
<ステップ2>掛金額を決める
↓
<ステップ3>購入する商品を決める
↓
<ステップ4>購入先の金融機関を決める
ちなみに、ステップ1・2については、こちらもご覧ください。
それでは早速、みていきましょう!
◆商品決めの前におさえておきたいこと
まず確認しておきたいことが、あくまでも資産運用であることを認識しておくことです。
購入した商品の運用次第で、年金受取時に増額していることもあれば元本割れを起こすこともあります。この前提を頭に置き、みなさん自身のリスク許容度(ここで言うリスクは「危機」という意味ではなく、「不確実性」のことです。)を考えておきましょう。
※次でも触れますが、商品の中には、定期預貯金等で元本割れの恐れのない商品もあります。
◆iDeCoで購入できる商品って?
個別具体的な商品名等については、運営管理機関となる購入先の金融機関ごとに異なりますので、ここではiDeCoで取り扱われる商品の種類と特徴をご紹介します。
① 元本確保商品
【特徴】
・原則、拠出した金額が確保されている商品で、利息が上乗せされていきます。
・定期預金や保険商品が該当します。
② 投資信託
【特徴】
・投資信託とは、投資家からお金を集め、ひとつの大きな資金として専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことです。そして、その運用成果が投資額に応じて分配されます。
・投資信託の運用成績は、その時々の市場や経済情勢により変動するため、利益が増えることもあれば、損失が生じることもあります。
・投資信託の主な種類としては、国内株式・国内債券・外国株式・外国債券などがあります。
※外国については、先進国や全世界など細かく分かれる商品もあります。
・また、運営管理機関によっては、複数の資産を組み合わせるバランス型や不動産投資信託である「REIT(リート)」、貴金属等の「コモディティ」といった商品もあります。
一般的に、元本確保商品は、リスク・リターンともに低く、投資信託は国内債券・外国債券・国内株式・外国株式の順でリスク・リターンが高くなっていきます。
◆どんな運用をしているの?
資産運用を行う投資信託では、次の2パターンの運用方法を用いています。
① パッシブ運用
・市場の平均(S&P500や日経平均株価など)と同じ動きを目指す方法
・市場の動きに合わせていくことから、手数料である信託報酬が低く抑えることが可能です。
② アクティブ運用
・市場の平均(S&P500や日経平均株価など)を上回る収益を目指す方法
・常に市場の動きを上回り、株価上昇を狙い続ける必要があることから、手数料である信託報酬がパッシブ運用より高くなる傾向にあります。
・あくまでも市場の上回りを目指すものであり、必ずしも上昇し続けるものではありません。
◆年に1度は実績を確認してみよう<閑話休題>
投資信託を購入した場合、相場の変動が必ず生じるので、1年に1度は運用状況を確認しましょう。
購入時、株式50%、債券50%の割合で購入していたものが、株式30%、債券70%などといった割合になっていることがあるためです。
この運用状況の確認タイミングは、年に1回送られてくる運用実績で確認したり、運営管理機関のHPから確認したりするなど自身の状況で決めましょう。
確認した結果、確認時点での資産配分のバランスが購入当初のバランスからかけ離れていた場合は、必要に応じてバランスを調整します。この調整のことを「リバランス」と言っています。
今回の記事では、iDeCoではどのような商品を購入できるのかをご紹介しました。元本確保商品や投信信託のどちらにせよ、しっかりとリスクやリターン、商品の特徴を確認するようにしましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
コツコツは勝つコツです。iDeCoを活用して継続して資産形成にチャレンジしてみましょう!
ではまた。
うさみ