
お金について考える【iDeCoを始めるためのステップ2<掛金はいくらまで!?>】
みなさん、こんばんは!
うさみです。
ここ数日、iDeCoについて書いており、次の記事でiDeCoのメリット・デメリット等の概要をまとめ、iDeCoを始めるための4ステップをご紹介しました。
記事の中で説明している、iDeCoを始めるための4ステップはこちらになります。
<ステップ1>加入資格があるかを確認
↓
<ステップ2>掛金額を決める
↓
<ステップ3>購入する商品を決める
↓
<ステップ4>購入先の金融機関を決める
ちなみに、ステップ1については、こちらもご覧ください。
そして、今回は、ステップ2として、加入時の掛金額について考えていきたいと思います。
◆掛金は決まっているの?
iDeCo加入後は、基本的に自分で決めた掛金を毎月拠出していくことになります。なお、金額としては、月々5,000円以上の1,000円単位とすることができますが、上限額がそれぞれ加入資格によって異なります。
◤毎月の上限額◢
① 自営業の方【第1号被保険者】
・月額68,000円
※国民年金基金や付加保険料を合算した金額になります。
※また、国民年金保険料が未納の場合は拠出できません。
② 民間企業の会社員の方【第2号被保険者】
・勤務先に企業年金のない方 月額23,000円
・企業型確定拠出年金に加入している方 月額20,000円
・企業型確定拠出年金と厚生年金基金・確定給付企業年金に加入している方/厚生年金基金・確定給付企業年金のみの方 月額12,000円
③ 公務員の方【第2号被保険者】
・月額12,000円
④ 専業主婦・主夫等の方【第3号被保険者】
・月額23,000円
民間企業の会社員の方が、少し複雑な設定となっていますが、概ねこのように上限額が決められています。
そして、「原則は」毎月の拠出ということで、平成30年から1年単位での拠出も可能となっています。これを「年単位拠出」といい(そのままですね。)、必要な手続きを行ったうえで、年額の掛金を拠出することもできます。その場合、上限額は次のようになります。
◤年単位拠出時の上限額◢
① 自営業の方【第1号被保険者】
・年額816,000円
※月額時と同様に、国民年金基金・付加保険料との合算
② 民間企業の会社員の方【第2号被保険者】
・勤務先に企業年金のない方 年額276,000円
・企業型確定拠出年金に加入している方 年額240,000円
・企業型確定拠出年金と厚生年金基金・確定給付企業年金に加入している方/厚生年金基金・確定給付企業年金のみの方 年額144,000円
③ 公務員の方【第2号被保険者】
・年額144,000円
④ 専業主婦・主夫等の方【第3号被保険者】
・年額276,000円
◆掛金を決めるときのポイント
前提として、現在のみなさん自身の月々の収支バランスや、生活防衛資金の状況を考えたうえで、掛金は決定していきましょう。
iDeCoについては、原則として60歳以上まで引き出せないことから、コツコツと確実に続けられる金額を設定するようにしましょう。
とはいえ、掛金は、1年に1回変更することが可能です。そのため、その時々のみなさん自身の状況に応じて増減を検討することができます。
また、期間中に掛金の拠出を止めることもできますので、停止した時点での資産を継続して運用していくという方法もあります。
ちなみに私自身は、NISA等も行っているので、現在の収支バランス等から考えて毎月5,000円を拠出しています。
最後までご覧いただきありがとうございます。
コツコツは勝つコツです。iDeCoを活用して継続して資産形成にチャレンジしてみましょう!
ではまた。
うさみ