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\発言できる勇気/Diversity Journey航海記【アクションチャレンジ25】
みなさん、こんにちは!
うさみです。
NPO法人コモンビートの多様性や違いについて考えるプログラム「Diversity Journey」。先日発表したアクション宣言「生涯吸収・生涯発信」を実践していきます。
ちなみに、毎週日曜日に記事を発信しています。今回は、テレビ番組でのコメンテーターの発言についてのお話です。よかったら最後までご覧ください。
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▶とてもつらいニュース
このところ、とてもつらいニュースが立て続けにありました。いまだ先の見通せないウクライナ状勢や芸能界での不幸な出来事など。とりわけ、極端な選択をとってしまった、俳優や芸人さんのことを思うと、知り合いだったわけではありませんが、テレビで見知った人でしたので、なんだか自分の心に少ないながらも悲壮感が漂うのを感じました。
▶報道のあり方を問う尾木ママ
そんななか、上島竜兵さんの件で、教育評論家である、尾木ママこと尾木直樹さんのニュース番組での発言が記事になっていました。報道を受けて次の点をコメントした尾木ママはさすがだなと感じました。
✔ 韓国では「自殺」でなく、「極端な選択」という表現を用いる
✔ WHOでは、自殺報道のガイドラインがあり、死因や場所の特定をしないことが決められている。
なぜ、さすがだと感じたかというと、自宅前での中継映像を受けての発言だったからです。記事を読む限りでは、明らかに中継映像そのものへの苦言ではないように感じられますが、出演している番組のあり方についてきちんと発言できる”ある種の勇気”がすごいなと思ったわけです。
この尾木ママの発言を受けてかどうかは定かではありませんが、その後は上島さんの所属事務所前に切り替えての中継となったようです。
▶流されないで発言できる勇気
さて、今回の記事から考えさせられたのは、おかしいと思うことをきちんと発言できることの大切さです。場の雰囲気も当然に大切ではありますが、明らかにおかしいと感じたときに、自分の意見を主張できるか。尾木ママと同じ立場の時に、番組に忖度するわけではありませんが、当たり障りのない発言をしてしまうのではないかと自問自答してしまいました。
逆に考えると、色々な発言の出やすい空気づくりがもっと世間でも広がると良いのかもしれません。一昔前では、空気が読めない人を”KY”と呼ぶみたいなこともありましたが、変な協調性を意識するのではなく、連帯感の中でそれぞれが自分らしくあれる環境づくりがこれからますます必要になってくるのだと思いました。
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皆さんは、おかしいと思っても周りに流されて押し黙ったことがありますか?ぜひ、発言する勇気を、そして、自身以外の誰もが発言しやすい環境づくりを意識してみませんか?
たとえハチドリの一滴でも、積み重ねることで変化があることを信じて。
最後までお読みいただきありがとうございます!
うさみ
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