
#439【島根】女子旅におすすめ!冬の島根へ(前編)
みなさん、こんばんは。
愛媛のキュレーターみのりんです🍊
なんとついに!今回の記事は、愛媛どころか四国を脱しました。
「中四国」という分類をよく見聞きしますが、四国内ですら移動距離がかなりあるため、中国地方にはなかなか行く機会も少なく。初めて島根県に足を運んできました。
島根県ってどんなところ?
島根と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
旅先に決める前、わたしが持っていた島根のイメージは
「出雲大社」「のどぐろ」「しまねっこ」…ごめんなさい。正直この三つしかありませんでした。
わたしが今回島根に行こうと決めたのも、かの有名な縁結びの神社「出雲大社」へ参拝するためです。(悲しいかな)
観光について色々調べてみると、上記の他には
「石見銀山」「松江城」「玉造温泉」「宍道湖」「隠岐諸島」「出雲そば」「松葉蟹」など…
聞いたことある!というワードがたくさん見つかり、島根の有名どころだったんだなぁと。
島根県についても、少し調べてみました。
【人口】:66万人(令和3年12月1日現在)
【気候】:日本海側気候であるものの、比較的温和な気候。沿岸部に豪雪地帯はなし。年間を通して湿度が高く、降雨回数も多め。
人口が少なくてびっくり。なんと、全国で2番目に人口が少ない都道府県でした。(一位は島根のお隣、鳥取県です)
旅をすることで、こうして今まで知らなかった部分に目を向けて、新たな発見ができるのも楽しみの一つですね。
いざ、島根へ。
下調べを色々として準備万端。今回は、一泊二日の女子旅in島根です⛄️
愛媛〜島根のアクセスは、JRまたは車がおそらく一般的。もうすっかり冬な時期だったので、道路凍結を懸念して、わたしたちはJRで向かうことにしました。
ざっとプランはこんな感じ!
■day1 〜玉造温泉観光〜
朝 JR松山駅 出発
昼 岡山駅で乗り換え・昼食
夕方 玉造温泉街へ到着
玉造温泉周辺を散策
夜 地物料理と、宿・温泉を堪能
■day2 〜出雲観光〜
朝 玉造→出雲市へ移動
出雲大社参拝・散策
昼過ぎ 出雲市を出発
夜 愛媛へ帰着
ご覧のとおり、意外と時間がありませんでした。愛媛〜島根のアクセスはなんと、所要時間6時間前後。かなり長い道のりです。
まずは、「特急しおかぜ」に乗って、経由地岡山駅を目指します。

今回のお供カメラは、こちらの「ナチュラクラシカ」のみ。ク・ロウルさんでレンタルをさせていただきました。

一緒に行っていた友人が旅のしおりカードを作ってくれていました。してくれることが可愛い、、!

写真を撮って、おしゃべりして。あっという間に岡山駅に到着です。
ちょうどお昼どきだったので、ここで昼食をとってから乗り換えをすることにしました。
岡山っぽいご飯って何があるんだろう…?と思いながら選んだお店は、まさかの中華料理。完全にその時の気分ですね、岡山感ゼロです(笑)


小籠包とエビチリを食べて満たされました。
次に乗る電車は、「特急やくも」

こちらは、伯備線経由で岡山と山陰地方を結ぶ特急です。1972年3月に山陽新幹線が岡山まで延長された際に誕生。カーブでも高速で走れる振り子式の車両で運転しているそうです。


岡山駅を出発し、しばらくうたた寝。ふと窓の外を見ると、辺りが雪化粧の景色に変わっていました。



わたしの住む愛媛県松山市では、普段雪がほとんど降りません。雪に馴染みがないため、一面の雪に大興奮のふたり。


「玉造温泉駅」に到着!
岡山駅から3時間ほどやくもに揺られ、ようやく「玉造温泉駅」に到着です。



可愛いが過ぎる…!!
フィルムカメラで、露出がマイナスになっているとシャッターが切れなかったりしますよね。ナチュラクラシカは優秀なので、シャッタースピードを遅めにして撮影することもできます。
フラッシュを焚いてもいいんですが、個人的にはあまり使用しない方が好みなので、とっても嬉しい機能でした。思ったより手ブレもしてなくて良き!

ホームに降り立ってから、しばらく撮影を楽しむわたしたち。カメラがあれば、旅が一層楽しくなります。
玉造温泉駅はこんな感じ。(iPhone写真で失礼します)



玉造は名前の通り、玉作と温泉のまち。「出雲石」と呼ばれる青メノウで作られる勾玉と、古い歴史を持った「神の湯」と呼ばれる温泉が有名です。
駅〜温泉街は少し距離があり、車で5分と少し。歩くと25分ほどかかってしまうので、宿泊先のサービスを利用して、駅まで迎えにきてもらいました。色々と宿を調べましたが、多くの宿泊施設が玉造温泉駅〜宿の無料送迎をしてくれています。
やすらぎを保つ宿「保性館」
わたしたちが泊まったのは「保性館」というお宿。
温泉街で、風情ある旅館に泊まるという念願が叶いました。
外観・館内をチラ見せ。



幸運なことに、予約時よりひとつ良いお部屋「佳松閣」にご案内いただきました。


↑2枚目はナチュラクラシカで、フラッシュ有り撮影。
場面に応じて発光量を調整してくれるため、良い加減で光があたっています。
温泉街を散策
素敵な部屋を楽しみ、少しひと休みした後、宿周辺の温泉街を散策しました。


(以下、iPhone写真に切り替わります。)




このような感じで、古くより言い伝えられている神話についての説明が、色んなところに置いてありました。






日も暮れてきたので、そろそろ晩ご飯。旅館での食事も考えましたが、この旅は一年間頑張った自分たちへのご褒美だったので、ちょっと贅沢をすることに。
「魚一 蓬莱吉日庵」
玉造温泉駅〜松江駅へ移動し、わたしたちが向かったのは「魚一 蓬莱吉日庵」さん。
外観を撮るのを失念していましたが、とても趣のあるお店でした。
ここ、わたしたちが来ていいのか…背伸びしすぎたか…?と怯んでしまうほど。


いただいたお料理たちはこちら。









「李白」という地酒もいただきました。


予算がそれなりだったため、予約時に「何か特別な日のお食事ですか?」とお聞きいただいたのですが、”旅行で尋ねるので、地物が食べたい”ということを伝えたところ、こちらのメニューでご用意くださいました。
念願の松葉蟹はもちろん、島根和牛や食材の細部までこだわってメニューを作ってくださり、おもてなしの心とあたたかさを感じました。
旅館でのひととき
お腹いっぱい満たされ、宿に戻りました。
旅館に泊まったことがなかったわたしたち、お布団を敷いてくださっていることに感動。(笑)

旅館内にある温泉に入って、長時間移動の疲れを癒しました。
なお、保性館にある2つの温泉は、朝晩で男女の湯が入れ替わります。
わたしたちはその夜女湯になっていた「紅柄(べんがら)」という浴場で、併設されている庭園造りの露天風呂を堪能しました。

出雲風土記では美肌の効果を持つと記され、枕草子では高い効能を称えられた日本最古の歴史を持つ温泉と言われている玉造の湯。
美味しいものを食べて、ゆっくり温泉に浸かって。最高の1日目が終了です。

しまね女子旅2日目、後編に続きます。ぜひ次回もご覧くださいね。
それでは、また。
【使用機材】
FUJIFILM フィルムカメラ NATURA CLASSICA N / Kodak PORTRA 400
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