2025年、本屋のはじまり。
みなさま。
今年もよろしくお願いいたします。
静かな正月です。
気候も穏か、冷え込みも一旦ゆるんで家族の時間中心に。
本屋としては・・・いや、”本ヤ”としても静かなはじまり。
今日は今年初めての本屋に行き、今年最初の数冊を連れて帰りまた読みかけの2冊を読み終えて。
椎名誠さんの相変わらずな、しかし安定して面白いお酒の話で1年が始まる、ってなんか自分でもお気に入りです。
今年の正月も愉しくお酒、頂いています。しかし残念ながら?明らかに飲む量は減ってきていますね。これも自然の流れか。出来る限り愉しく呑みたいです。
今日は完全に店頭でのフィーリングで決めました。
詳しくはまた月末のピックアップにまとめますのでざっと・・・岡本仁さんは今まであまり興味をひかれなかったんですが話題が酒場となれば話は別です。途端に文面が輝いて見えました。
橋本治さんは古いエッセイのようですね。しかし内容は全然古びていないように感じました。内田樹さんの解説含めパラパラやって”これは!”と。
一番左が最大のツッコミどころですね。
デヴィッド・スーシェ。
イギリスの俳優さん。
名前だけ聞いてもピンとこない人が大半ではないでしょうか?・・・TV連続ドラマ「名探偵ポワロ」シリーズのポワロ役の方です。
これね、何とか息子に推理モノ・探偵モノの面白さを伝えようと二人してせっせと観ていたのですよ。NHKBSやBS11で。
今ではすっかり息子にも気に入ってもらえて(流れで雨穴さんなんか自分で読み始めたみたいですよ。)、一緒に観ていた自分にとっても忘れられないドラマになった。
よく行く大型書店の棚に刺さっていたのは前から知っていたのですが、今日アチコチつまみ読みしてみるとドラマのあっちこっちが鮮明によみがえってきてそりゃあもう面白い。
出来れば息子に読み継いで行けたら・・・なんて思いもあり映画俳優さんのこの手の本って決して安価ではないのですが思い切って蔵書に加えました。
あ、coldmountainstudyとしてはあまり話題に登場しないですけど自分(とうに一時期は)推理・探偵モノ大好きなんです。
古くはやはり金田一耕助シリーズ。ホームズももちろんポワロのクリスティ・・・違う流れでチャンドラーあたりから最近だとマイケル・コナリーにジェフリー・ディーヴァー。ヨーロッパでは北欧ヘニング・マンケルとか好きですねぇ・・・。
閑話休題。
ついでに今年の事務仕事に必要な準備に、読了した本のリブライズ登録なども。
2023年年頭の作業だったリブライズ登録も今ではすっかりレギュラーワークに。よろしければその時の経緯やらリブライズの自分のページやら見てやってください。
さて1月は・・・年末にお知らせしていますがcoldmountainstudy的に大きな話題がもう一つ。
もう一昨年か・・・友人の友人的なつながりから、我が家と家族が本に登場することになったのです。
スタイルがスタイル、完成までたっぷり時間と労力をかけて作られたその本がいよいよこの1月、店頭に並びます。
杉本彩子 「ホーム・スウィート・ホーム」 (工作舎)がその本。
すでにサンプルを読んだのですが、面白い家に暮らす、面白い人達・・・といった内容でよくこれだけの家&住人、集めたなと。
自分達も(目次にある「遊牧民のゲルか、宇宙船地球号か 軽やかに人生を愉しむドームの基地」がウチ、coldmountainstudyになります。)過分に?魅力的に紹介されていて大感激。もちろん自分以上に魅力的なエピソードばかりですので、是非読んでみていただければ。
最後は宣伝みたいになってしまいましたが、セルフビルドで家を建て、暮しを作り上げてきた自分達にとっては何かこう記念碑的にこれでなんかカタチが残った、報われた・・・なんて思いが意識はしていなかったのに急にこみあげてきて。
一年のはじまりからなにやらいいスタートな感じがしているのです。
その他個人的なことも含めちゃんと今年も目標を3つ掲げ。
しかし気張らず無事、健康な一年を今年も目指すつもりであります。
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coldmountainstudy 店主:鳥越将路