ニセコの宿泊施設 総論

宿泊した経験のあるニセコの宿泊施設についてまとめてみます。

パークハイアットニセコ、坐忘林、楽水山は別にまとめた記事を参照してください。

リッツカールトン 
パークハイアット同様、スタッフは感じがよく優秀そうな印象を受けました。部屋も申し分ないが、いかんせん部屋数が少ないので食事の選択の余地が狭いのが残念。建物自体もパークハイアットに比べるとやはり普通の印象でした。

この時のウェルカムスイーツはハンバーガーが美味しいニセコのカフェ ホワイトバーチの焼菓子でした




部屋が暗くても見やすいモニター、助かります



ワンニセコリゾートタワーズ 
ニセコ町にある隈研吾設計の滞在用ホテル。造りは古く豪華ではないが基本的な必要条件はすべて満たしています。部屋は広めでゆったりしており自炊設備は十分すぎるほどでもはや普通の台所に近い。洗濯機も室内にあり夏場は料金も手ごろで長期滞在の方にはおすすめですね。泊まった部屋にはエアコンも完備していました。温泉は大浴場だが二種類の泉質があり露天風呂は硫黄系の温泉で温まります。サウナもついてました。食事はレストランがあります。朝食一回だけ食べたことがありますがビジネスホテルの朝食風でした。最後に泊まったのが5年くらい前なので変わっているかもしれません。

月美の宿 紅葉音 
蘭越町の道道66号線沿いにある古い旅館。にごり湯の硫黄泉は源泉かけ流し。湯船の底にたまった泥状の湯花で泥パックが出来ます。個室に温泉のある部屋もあり桶に泥が準備してありました。結構古い建物を改装して使っていますが硫黄の影響で家電製品がすぐ使えなくなるなどの苦労もあるようです。家族的な雰囲気で豪華さはありませんが食事もおいしくて気に入っていました。しかし夏場になるとどこからともなく結構な大きさの「虫」が少なからず出てくるため最近は足が遠ざかってます。それと完全和室の部屋もありくつろげない時もありました。泥湯は結構珍しいので特徴のある旅館です。なお、行ったことはないのですが近くには同じ泉質の町営温泉「雪秩父」もあり宿泊しなくても泥湯を楽しむことが出来ます。

露天風呂です
温泉付きの個室 湯温は調整可能でした
泥は準備されていました



ニセコ比羅夫地区のホテルについて 
比羅夫地区には部屋数100程度のホテルがいくつもあります。個人的には夏場にその中の数件しか泊まったことがないので断定はできませんが多くのニセコのホテルは夏に稼働率が極端に下がるため、従業員の管理が難しいという問題を抱えています。特に英会話能力が必須なため、それ以外の能力には目をつぶらざるを得ないせいか、ばらつきが大きく、昼間でもフロントに誰もいなかったり、奥の部屋でスマホで遊んでいるなどということはざらにあるようです。いくつかのホテルの管理を同じ会社が運営管理を委託されていることも多いようなのでどこのホテルがという問題でもないようです。夏は宿泊客が数人しかいないことも多く、管理会社もたまに見回りに来るだけなので、ある程度はやむを得ないのかもしれません。断定はできませんが現地の人の話を聞いてもこれはパークハイアットやリッツカールトンのような大きなグループ会社以外の共通の問題点のようです。木ニセコは例外的にしっかりしていた印象がありました。

パークハイアットか坐忘林か
それではどこの宿泊施設を選んだらいいのでしょうか?予算に制限がないのならホテルならパークハイアット、和風なら坐忘林を選ぶことに異論は少ないのではないでしょうか。それでは実際に泊まるとしたらどちらにしたらいいでしょう?
札幌で何回かこの話になったことがあるのですが,札幌で両方に宿泊経験のある人はパークハイアットを選ぶ傾向が強いようです。坐忘林は基本温泉と食事だけなので長期滞在に向かないのと、何回も訪れると飽きてくるというのが理由でしょうか。パークハイアットは何度行っても心地よいのと選択肢が多いです。しかしパークハイアットは世界中にあるのでニセコを一度しか訪れないなら坐忘林かなというのが私の意見です。

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