変な病院のはなし。

健康診断の季節になったから思い出したことがある。

過去、私が没頭していた日記投稿サイトに投稿した記事を紹介しよう。

11年前の日記だけど、昨日のことのように鮮明に覚えているよ。

私が書いた日記だから、私の日記だよね?

著作権、大丈夫そ?

では、はじまるよ!



就職活動のために健康診断を受けてきた。 

学校の保健室は面倒なことが多くてくじけたから、 
近くの病院に行くことにした。 

そこが、とても、変な病院なのだ。 


まず、医師が、リアルゲイ。

綺麗にお化粧をして、最初、「あれ?女性?男性?」と錯乱するほど。

「今日は何か気になることありますか〜?」

って語尾がねっとりとした、低音ボイスを聞いて初めて、男性だと確信。

これだけで大分ぶっとんでると思うけど、 
他にも色々とぶっとんでいた。 

私が行った時、患者さんは3人いた。 

サラリーマンと、 
ちょっと派手めのおばちゃんと、 
ゲイ。笑 

これね、類は友を呼ぶね。 

そもそも新宿二丁目が近いから、 
みなさんが利用しやすいように、 
ドクターゲイが採用されたのかもしれない。 


そして、ナースに呼ばれて、 
個室で身体測定と視力検査をした。 

視力検査が終わりかけるころ、 
個室のドアがカチャっと開き、 
さっきのおばちゃんが入ってきた。 

おいおい、検査中だよ?? 

と戸惑った私を差し置いておばちゃんは、 

「終わった?聴力検査しようか?」 

えええええええ。。 
誰、おばちゃん、誰。 

ナース「お願いしまーす」 

おばちゃん「エアコンもうるさいから消して」 

指示出してるし! 

んで、このおばちゃんによる聴力検査が始まるんだけども、 
書いてる今でも笑えてくる。 
このおばちゃんが、ほとんど操作を分かってなくて、 
あらゆるボタンを押しまくるの。 

私はイヤホンしてるんだけど、 
ずーーーっと音が聞こえるの。色んな音が。 
聴力検査って、音が聞こえる間ボタンを押すけど、 
ずーーーっとボタン押してるの私。 

おばちゃんは「あれ?あれ?こうじゃなくて、、、 
ちょっと待って?あれ?え?ん?」 

これどうなるのかなーって思ってたら、 
しばらくしておばちゃん諦めちゃって、 
「うん。聞こえてるね。大丈夫だよね?」 

ってえええええ。。。まさかの自己申告?求められてる私? 

「はい、聞こえてます。(ずっと・・・)」 

「うん、じゃあおっけー!終わり!」 

おばちゃあん。私、比較的、耳が悪いんだ。 
本当に大丈夫かなあ、、 

なんて感じで再び待合室に戻る。 

おばちゃんは何事もなかったかのように、 
再び待合室でクールに雑誌を読んでいる。 
誰なんだ。本当に、一体。 

そして、次はドクターゲイによるレントゲン撮影! 

ここでも、だいぶ面白かったけど、 
文面に表せないから割愛する。 

その後、診察室に通されて、そこにあるベッドに寝て、 
心電図を撮った。 
この時、私の上半身は露わになっちゃってるわけ。 
あ、鼻血!鼻血! 
足元には心ばかりの仕切りがあるんだけど、 
ドアから入ってくる人には丸見え。 

で、私が心電図やってる間、営業マンが 
ひっきりなしに診察室に入ってくるの。 
この状況、分かります?? 

私のチェストが、幾多の営業マンの餌食になっちゃってるわけ。 

もうどうにでもなれ。 

正直、営業マン達は横になってる私の気配を察して、 
決してこちらを見ないでいてくれたけどね。 

きっといつもこんな感じなんじゃないかな。 
営業マンも慣れている感じ。 

ドクターは営業マンに優しいしねww 
マジ、女子に対する扱いがおざなりwww 

そんなこんなで、健診は終わり。 


私は昼休み直前に行ったから、帰る頃には昼休みになってたんだけど、 
なんと、ナース達がわらわらとさっきのおばちゃんにたかって、 

「聴力検査のやり方教えてください!!」 

とか言って、聴力おばちゃんも 

「あーはいはい(満面の笑み。余裕からの笑み。なぜ!)」 

ってみんなで個室に入っていったとさ。 
で、おばちゃんは結局誰なんだーーー笑 
そのおばちゃんからはきっと何も学べないぞ!笑 

もう、最後まで、もう!!! 
飽きさせないよね!! 

この変な病院が私は大好きです。 
これからも通い続けるでしょう。 


すごいくだらないことを長く書いてしまった・・・ 
いつもそうか。 
もうこんな時間! 
おやすみ!

#2000字のドラマ

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