決して楽ではなかったけれど、それでも壁に向き合った経験を通して、今心から感謝すること。

みなさんこんにちは。人事のおちぃです。

2022卒予定の就活生のみなさん、働くイメージや、ありたいご自身の姿、だんだん見えてきていらっしゃいますでしょうか？MTG「note」をずっと見てくださっている方は、就活初期の段階に比べ、良くも悪くも働く「リアル」をだんだん感じつつあるかもしれません。

”仕事は決して楽ではない”そんな言葉を家族から聞いたり、企業人事から言われたりする方もいらっしゃるかもしれません。事実、残念ながらこの言葉はある程度の真意をついていると思います。

一方で、”悩んで迷いながら、自分なりに選択して進んだ道の先には、きっと涙が出るほど嬉しいこともある”　私が学生時代の恩師からいただいたこの言葉も、非常に的を得ていると思っていて、私自身、沢山のMTG先輩社員の「リアル」をnoteでご紹介していく中で、今はこの言葉を強く信じることができます。

本日ご紹介する先輩社員も、一つひとつの困難や葛藤を乗り越え、光り輝いて働いているメンバーの一人。

是非ご一読いただけますと幸いです。

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◆私ってこんな人

■経歴
三重県出身
南山大学卒業（心理人間学科）
MTG入社（新卒4年目）

■性格
人見知りせず、話すことが大好き

◆MTG入社の決め手

大学時代は、部活にゼミ活動、アルバイトに打ち込み、
唯一の悩みは彼女ができないことくらいでした。（笑）

就活はなかなか上手くいかず、諦めモードで参加した就活イベントで、MTGに初めて出会いました。「一人ひかる　皆ひかる　何もかもひかる」という企業理念の下、“社員の幸せを一番に考える”という言葉に強く惹かれ、漠然と楽しそう、おもしろそうと感じました。

MTGの選考を通して、私が特に印象に残っていることは、面接後に面接官から的確なフィードバックをもらえたこと。選考を通して、自分の課題や改善点の指摘を受けることで、働く上で何を大切にするのかという軸に改めて向き合うことができました。こんなにも本気でぶつかってくれる社員の方々と一緒に働きたい、そう思うようになり、入社に至ります。

◆これまでの仕事

私は、「誰かの役に立ちたい！」「MTG商品を最前線で届けていきたい！」という想いから、販売職として入社しました。
配属店舗は、東海地区初となるSIXPADの※旗艦店。販売スタッフ（MTGでは「モデリスト」と呼びます）としての“接客を通して、お客様に感動体験を提供しMTGファンを作る”という使命を胸に、配属当時は非常にワクワクしていたことを覚えています。

※旗艦店：フラッグシップ・ショップ（flagship shop）ともいう。ブランドや店舗業態（屋号）を象徴するお店で、中心的な存在である本店やそれに準ずる店舗のことを指し、出店する地域でブランドイメージを訴求し、浸透させる役割を担う。
◆参照　https://job.senken.co.jp/shinsotsu/articles/flagship-shop

そんな私でしたが、配属後約半年間は売上の波が激しく、自分のやり方が本当にお客様のためになっているのか、ただの自己満足で終わっていないかと考えることもありました。

そんな中、私を後押ししてくれたのが店長からの言葉でした。
『自分のためではなく、お客様のために自分の力を存分に発揮してみなさい。』

この言葉をもらって、私は自分がいかに売るかではなく、お客様のことを知り、本当にお客様のためになる提案をどれだけ真剣に考えられるかというマインドに切り替えられるようになりました。いつしか、売ることがモチベーションではなく、直接店舗に来てくださるお客様が、効果を実感し、心から喜ぶ姿・笑顔の瞬間を見ること、そして何よりも感謝の気持ちを伝えていただけることが最大のモチベーションとなっていました。

◆手にした大きなチャンス

そして、入社2年目に大きなチャンスを掴み取ります。最年少での店長着任です。
もちろん、自信なんてあるはずもなく、むしろ不安しかありませんでしたが、目の前にチャンスがあれば、年齢関係なく背中を押してくれる上長の存在、若手が挑戦できる環境があったからこそ、大きな１歩を踏み出すことができました。

正直嬉しいことよりも悔しいことの方が多く、プレッシャーに押し潰されそうな時もたくさんありました。しかし、その度に店舗メンバーをはじめ、他店舗の店長の方々までが私のことをサポートしてくれたことは、本当に心強かったです。特に、月１回行われる店長会議では、自店舗だけでなく、私の店舗のためにも知恵を出し合ってくれ、メンバーのマネジメント方法から売上を上げるための施策まで、毎回たくさんのことを学び吸収することができました。時には厳しい言葉も当然ありましたが、それを含めて私の未熟さをも全員でカバーし見守ってくれている感覚でした。
皆さんのおかげで、私は「売上」だけにとらわれることなく、“常にお客様のために”自分のできることを最大限全うすることができたんだと思います。そんな素敵な「人」や「環境」に支えられる中で、MTGって本当に温かい会社だなと身をもって経験することができています。

◆現在の仕事

現在は、ダイレクトマーケティング事業推進部に異動、新たなチャレンジをしています！異動後は、MTG ONLINE SHOPで商品を購⼊・検討されているお客様からの様々なお問合せに関する対応業務を中心に行っています。

MTGファンの方々ともっと繋がり、MTGを愛するファンの皆さんのために貢献していきたいという思いを持って臨んだものの、実は、異動後3か月程は本当に苦しく、大きな挫折感を味わいました。

これまで、お客様から、直接感謝の言葉をいただくことがやりがいの一つでもあった私は、ONLINEのお客様に対し、自分のやっていることが本当にMTGファンの皆さんのためになっているのか分かりにくく、異動直後は非常に葛藤していましたね。またこれまで約2年半現場で培ってきたものが、一気に崩れ落ちた感覚もありました。

“自分がこれまで培ってきたことを発揮できない”＝“自分の存在が無意味に思える”瞬間や、同期の活躍を当時の自分と照らし合わせたときに、取り残されてしまったかのような不安な気持ち、悔しい気持ちを憶えて自分自身の成長に対して葛藤の毎日でした。

そんな中でも下を向かず、壁を１つずつ乗り越えられているのは、本音でぶつかれて本気で応えてくれる先輩社員、上長のおかげです。私のために月1回の1on1ミーティングを設けてくださり、直面している課題感や悩みを包み隠さず共有しています。社員同士の距離感が近いからこそ、私も勇気を持って本音で伝えられますし、それに対し、上長が本気で応えてくれます。

その中で、ある時上長からこんなメッセージをもらいました。
『大切なのは目先ではなく、未来。同期と比べることは決して悪いことではないけど、それで心配しているのは、今しか見れていないから。長期的に見たときに、どういう人に成長したいかを考え、そこに向けて努力することが大切だよ。できることを1個ずつ増やしていくことで、必ず道は開ける。』
上長からもらったこのメッセージは、私の原動力となり、未来に向けての活力となっています。

目標のために努力を惜しまず、粘り強く挑戦を続けること。
強い向上心のもと妥協せず、納得のいくまでとことんやり切ることこそ、
今の自分に必要な「考え方」であり、大きく成長していくたの大切な要素なのだと信じています。

MTGに入社してから、私がたくさんの壁を乗り越えてこれたのは、まぎれもなくMTGの「人」や「環境」のおかげであり、日々成長実感をもって仕事ができていることにとても感謝しています。

◆就活生の皆さんへ

今、就活生の頃を思い返すと、働くこととは一体どういうことなのか、あまり想像できていませんでした。MTGという会社の魅力に惹かれ、「人」という私にとって最も大切な軸で、自分を信じ入社を決意しましたが、やはり入社前は不安でしたし怖かったです。

しかし、その不安や怖さは、2か月間の研修を通して大きく変化していきました。人事の方々のご指導や、同期みんなの大きな存在もあって、研修を終える頃には不安な気持ちよりも、「やってやるぞ！」という気持ちに変わっていました。そしてその気持ちは、配属後もますます強くなっていきました。

私のように、今不安な気持ちを抱え、将来について悩んでいる人がいるかもしれませんが、過度に心配する必要はないと思います。誰だって、新しい環境に飛び込むときは勇気がいることですし、不安な気持ちや悩みがあることは、それだけ本気で考えている証拠だと思います。
社会人は「選択」の連続です。その中で、どうやって乗り越えていくか、大切な要素はたくさんあると思いますが、私にとっては一緒に働く「人」や「環境」が最も大切であると考えています。

振返るとMTGでの3年間は本当に毎日が濃かったですが、入社前に抱いていた「この人達と働きたい！」という思いは間違っていなかったと、自信を持って言えます！
就活生の皆さん一人ひとりが、働く上で何を一番大切にしていきたいか、根本の軸を明確にして、焦らず自分のペースで前へ前へ突き進んでいってください！

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いかがでしたでしょうか。

Mizuki先輩が感じた、時に”自分が無力に思えたり””同期の活躍と比べてしまったり”という葛藤は、とてもリアルな心情で、私自身読んでいてぐっと来るものがありました。こういう時って、自分を責めたり、周りの人のせいにしたり、当てる場所もなくなって孤独を感じたり・・・心がすごく乱れてしまう。

でもそんな時こそ、やはり「人」の存在は大きいと思うんですよね。実際にMizuki先輩が上長からかけられている言葉は、私も自分自身の大きな活力になりました。

就活をされている皆さん、日々度重ねる面接などで本当に忙しくされている方も多いのではないでしょうか。
でも、就活がゴールではありません。就活を終えた後がスタートラインです。社会人は大変なことも多いかもしれませんが、”ここでなら自分は輝ける”、”苦しい時もきっと踏ん張れる”、そう思えるような環境と出逢い、選択することも幸せなキャリアを歩んでいくための一つの鍵なのかもしれません。

来週も先輩社員の「リアル」はまだまだ続きます！
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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