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大地の芸術祭2024プライベートツアー【大地の運動会ほか】~夏・9月~

ツアー1日目

いつものように越後湯沢駅に集合。
集合している最中にも、運動会に参加すると思われるひとたちが続々とバスに乗っていきます。
リディラバの安部さんもいました。

運動会にて

ハイエース2台のうち、1台の運転士です。
任せとけ!

桔梗原

内海昭子さんの作品「たくさんの失われた窓のために」から作品鑑賞がスタートです。

この窓は誰のために存在しているんだろう

実際には、道中、車窓からの風景のすべてが作品だと思っているんですけど、なかなか伝えきれません。

奴奈川キャンパスでの運動会

奴奈川キャンパスで9月7日に行われたのが、大地の運動会。
約500名の参加者が国内各地から、難民、被災者や格差の真っ只中にいる若者、お年寄り、障害者、幼児なども参加。

行進
みんなそれぞれ楽しく

昨年は0会大会として開催され、残念ながら悪天候のために体育館での競技でしたが、そちらもとても面白かったです。

そのうちの幾名かが、わたしたちプライベートツアーの仲間です。
わたしたちの仲間は猫チーム。
マスコットは原游さんのデザインで、チームキャプテンは実行委員長でもある為末大さんでした。

運動会

地元農機具楽団(かぷかぷ楽団)の演奏を先頭に、選手入場です。
グラウンドを一周して、選手宣誓、準備体操など、運動会定番メニューを行いました。
懐かしさを感じました。

みんなで体操
準備運動

徒競走、玉入れ、大縄跳び、借り物競走、リレーなどの間に、かぷかぷ楽団、鬼太鼓座の演奏、さらに瀬戸内国際芸術祭チームによる、パフォーマンスなどが行われました。

みんなで楽しみました

昼食は「おにぎり」、塩むすびです。
朝からお昼ご飯の時間が待ち遠しかったし、とても美味しかったです。

画像を探していておむすびの画像がないことが発覚!

わたしは玉入れに参加しましたが、不甲斐なさで公開の残る結果に涙を流しながら奴奈川キャンパスを後にすることになりました。

頑張るぞ!
…全然入らない

農舞台

農舞台付近で、屋外作品をいくつか楽しみました。

落ちてこないかいつも心配

少し車を走らせればアート作品に出会う場所。

犬伏

移動の途中には、定番のなったトーマス・エラーさんの「人 再び自然に入る」のもさもさ感を楽しみました。

裏側の斜面の草と鉄塔が好き

初めは気持ち悪さを感じた作品も、気が付けば愛くるしさすら感じる作品になりました。

ツアー2日目

二ツ屋

アントニー・ゴームリーさんの作品「もうひとつの特異点」からツアー2日目がスタートです。

いろいろ考えるんだな


あそこに何かがあるのは見えているんです。
でもわたしにはちゃんとは見えていない状況が続いています。
だまし絵や3Dに見える絵と同じで、一度見えたらはっきりわかるんでしょうか。

未だにモヤモヤしたままです。

里山現代美術館MonET

チラッとMonET。
雪下にんじんソフトクリームを食べながら、回廊部分の作品を見て歩き。

みんな、池に落ちないでね

ヌーメン/フォー・ユースの作品は、相変わらずの行列で、多くのひとが楽しみに順番を待っていました。

静かなMonETの回廊も好きなんですが、人でにぎわっている場もいいなと思います。

すごい作品だわ

枯木又分校

枯木又分校は大賑わいで、運転士Bの身としては、車の番人と化し、外から分校を眺めていました。
みどり色から気持ち黄金色が出てきた感ある稲穂を見ていたら、ココロが落ち着く感じです。

落ち着くわ

無人販売で枯木又杉オイルとクルミ油を購入してご満悦。
皆さんも作品を楽しんでくれたようで何よりです。

慶次の棚田

慶次の棚田は、高台から見おろす位置に展望台があり、ステキな場所でオススメです。
今は集落としての慶次はありませんが、東下組の皆さんが、残してくれている棚田。
応援したくなりますね。

綺麗な棚田

うぶすなの家

ランチ

お腹が空いた頃、うぶすなの家でランチです。
いつも美味しい野菜がたっぷりのランチです。
この日はうぶすな定食『きつね』です。
お揚げに入った妻有ポークのハンバーグはもちろん、夏野菜をいっぱいいただきました。

メインは…米か

1924年に建てられたそうで、築100年目だそうです。
神宿る気配も感じます。

愛らしい



こちらのお風呂や釜、お皿や茶碗などの焼きものは、陶芸家の作品です。

牛島智子さん

こちらに今回展で作品展示をされているのは牛島智子さん。
和紙をつかった作品です。
三角から四角、そして正多角形へと辺が増えていく様子。
目が追いかけちゃいますね。

三角から始まる
世界の広がり

うぶすなの家にまた泊まりたいな。

笹山高龍神社

杉玉

杉玉の下には、若い杉の木が植っています。
いつの日か、杉玉を貫く日は来るのでしょうか。

そっとしておいて欲しい

ここから見上げる空は、若い杉が見ている空。
影山健さんが制作した前回展に続く大作に、みんな驚きと感動を隠しきれません。
『HERE-UPON ここにおいて 依り代』
十二社のあった場所に相応しい神々しさ。
一方でいつかは朽ちるであろう杉玉に宿る命。
とはいえ、杉玉が無くなろうとも宿る命。
しばらくボーっと眺めていたい作品です。

ここは元々「十二社」があった場所だそうです。
古くからの十二様(山の神)を祀ったものと、熊野神社関係のものとがあるそうですが、山の神なのかな。
新潟県にはよく見かける名前です。

さて、そんな場所に新しい手水舎。
その下にはアントニー・ゴームリーさんの作品、『MAN ROCK V』。
石に刻まれたひと。
抱きしめていると解説されていますが、わたしには何かに怯えているように見えます。
あなたの見え方は?

…ちゃんと撮った画像が見当たりませんw。

土市駅

ジミー・リャオ(幾米)さんの作品。
後ろ姿も可愛らしく。
横は横で逞しく。

少し前から

JR飯山線に乗って、車窓から眺めるのも悪くないですよ。

駅の近くのジェラートの店。
何度も来ているのに存在に気が付かなかったです。
美味しくいただきました。

少ない列車が駆け抜けていく

当間多目的グラウンド クロアチアピッチ

FC越後妻有の観戦に、当間多目的グラウンド クロアチアピッチへ。
押され気味に見えた試合も、なんとか粘ってPKによる決着へ。
みんなで一喜一憂する。
そして掴み取った勝利。
皇后杯の北信越大会だそうです。
サッカーの結果に一喜一憂、そして大声援を送る地元のひとたち。
身近にいるひとたちが頑張っているんだもの。
チカラが入りますよね。

気合いを入れて応援

都会ではなかなか出来ない体験を普段から出来る幸せ。
かかわることで、自分事に出来るんだよな。
どうかかわるかはひとそれぞれですが、楽しんだもの勝ちですね。

さて、また出掛けますかね。

では。


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てっさん
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