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パラ馬術大会を楽しむ~コモンズPOINTを通じての出会い~
パラ馬術大会
10月25日から27日まで、JRA馬事公苑でパラ馬術大会が開催されました。
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コモンズ投信が運用するザ・2020ビジョンを通じた寄付の仕組み、コモンズPOINT(パラスポーツ応援プログラム)を通じての応援先である、一般社団法人日本障がい者馬術協会が主催するパラ馬術大会を事務局長の河野さんから説明・解説をしていただきながら観戦するイベントが開催され、わたしも参加しました。
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わかりやすい丁寧な説明
いつもありがとうございます
パラ馬術
障がいの程度により5つにクラス分けがされています。
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より引用
馬を正確かつ美しく運動させることができるかを競うものです。
馬と息を合わせて演技することが大切になります。
一般社団法人障がい者乗馬協会
事務局長の河野さんによれば、日本のパラ馬術競技人口は全国で10名程度だそうです。
競技人口としては少ないかなとも思いますが、
わたしは馬と親しむだけでも楽しいですが、馬術を通してより高い目標をもち、馬と接するのもいいなって思いました。
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『一般社団法人障がい者乗馬協会』の名が示す通り、障がい者馬術の協会ではなく、乗馬協会なんですよね。
公式サイトにはこう書かれています。
日本障がい者乗馬協会の活動方針として、競技の奨励と、競技会の開催があります。
しかし、そうした競技志向は、限られた熟練者のためのものでも、重度の障害者を無視したものでもありません。
健康の維持や増進を図る全ての手段がそうであるように、乗馬セラピーもまた、継続することによってこそ大きな効果が期待できます。
騎乗者に障害があるからといって、いつまでもリーダー(馬を引いて誘導してやる人)やサイドヘルパー(騎乗者の横を歩きながら体を支えてやる人)を伴なって歩いているばかりでは、やがて騎乗者も乗馬に飽きてしまいます。
できれば自分一人で馬を動かしてみたいものだし、スピードをあげたり駆けめぐってみたいと思うのは健常者も障害者も変わりません。
毎回楽しく乗馬できて、そこに向上心を育んでやれれば、自ずと乗馬を継続してくれるものです。
より引用
ここに『継続』って言葉が出てきたことに、共感しちゃいました。
投資も寄付も継続が大切だとあちらこちらでお伝えしていますので。
同じページには、更にこう書かれています。
生まれてから一度もスポーツの大会を経験したことのない障害者も珍しくありません。
大会への出場を目標にすることによって、彼らは様々なことを経験します。
インストラクターによる真剣なレッスン。
馬術の正装に身を包む晴れがましい気持ち。
試合前の緊張感。結果の良し悪しに伴なう達成感や屈辱感。
唯一のパートナーとして一緒に競技に臨む馬への信頼感や愛情も強まります。
スポーツの大会で栄冠を勝ち取り、人々の拍手喝采を浴びながらメダルを首にかけてもらう気持ちは格別です。
同好の仲間と知り合い、交流を深めるきっかけにもなります。
馬術のレベルや競技成績は二の次。
競技をすることで、日常生活ではなかなか味わえない気分や体験も手にできるのです。
より引用
多くのひとに、日常生活では味わえない気分や体験を味わってもらえたらいいなと思い、コモンズ投信でのイベントを通じて、わたしも賛助会員として一般社団法人障がい者乗馬協会のお仲間にさせていただいています。
演技
競技ではなく演技。
自分とパートナーである馬と、如何に人馬一体となれるのか。
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馬を正確かつ美しく運動させることができるかを競うものと書きましたが、今回の大会でも震えるような演技を見ることが出来ました。
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特に今回観戦した日はフリースタイルが行われた日だったので、演技のみを行う規定演技とは違い、音楽がより盛り上げてくれます。
演技中に流れる音楽による審判員が感じる印象も大事なポイントになるそうです。
9月に開催されたパリパラリンピック、パラ馬術のグレード2のクラスに出場した吉越選手、稲葉選手の演技も見ることが出来ました。
稲葉選手はスタート時に音楽が流れず、流れても途中から流れるアクシデントがあるなかで70.734%を記録し、70.989%を記録した吉越に次ぐ2位という結果でした。
SNSで悔しいコメントをされているのを見ましたが、同時にそれでもこの数字を出せたこと、意地を見せられたということも書かれていました。
次の大会、次のオリンピックに向けて更にレベルを高めていくに違いありません。
常石勝義選手
集合時、指定された正門前で待っているときのこと。
コモンズのお仲間、参加者の方かと思って『おはようございます。お名前は?』と声を掛けたら、『つねいしです』って返答が返ってきました。
つねいし…聞いたことがある。
腕を見ると関係者が付けていると思われるリストバンドがありました。
お!常石選手だ。
テンション上がっちゃいました。
残念ながら今大会ではフリースタイルに出場は出来なかったそうです。
常石選手は元中央競馬会のジョッキーで、残念ながら幾度もの落馬で引退を余儀なくされました。
でも、パラリンピック出場を目指して、パラ馬術に挑戦しているとのこと。
元ジョッキーでも馬術は難しいそうで、『豊さんでも馬術は難しいと言っています』という話を聞くことが出来ました。
豊さんとはあの武豊さんのことです。
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コモンズPOINT
一般社団法人日本障がい者乗馬協会のコモンズPOINTでの応援は、今期限りとのことで、次の出会いが楽しみですが、このご縁を大切に、これからも一般社団法人日本障がい者乗馬協会を応援・注目していきたいと思います。
では。
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