時の回廊 十日町高倉博物館/力五山 制作補助のラストスパート~こへび隊活動の旅(6月)~
7月13日開幕『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024』
先日7月13日に開幕した『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024』ですが、開幕前の6月に制作補助のラストスパートでこへび隊活動に参加しました。
2007年に結成された力五山が十日町市川西町高倉の地で、2009年から関わってきたプロジェクト。
制作中にも集落の方が訪れたり、差し入れしてくれるなど、地域とアーティストの関係が出来ていて、更にサポーターも地域やアーティストと繋がることが出来る場所でした。
ラストスパート(1日目)
この日の作業
まずは階段の視認性を高めるよう、テープ貼り。
その前に掃除して。
照明設置の手伝いでは、配線を固定する作業などを行いました。
自画自賛ではありますが、目立たないように設置出来て、上手くいったんじゃないかと思います。
えへん。
午後は窓に遮光シートを張る作業。
わたしにとってはちょっとした光の加減だと思っていましたが、貼ってみると大きな違いが感じられました。
アーティストのこだわりを感じられましたし、「やってみよう」って大事ですね。
買い出しに
旧高倉小学校は集落の高台にあり、スロープを登る必要があり、歩行者が駐車場からスロープへ転落してしまわないように、ピン柵設置が必要とのことで買い出しに行ってピン柵を打ち込み、ロープを張って完成です。
うんうん、いい出来です。
そんなところでこの日の作業は終了の時間を迎えました。
力五山のお三方、参加したこへび隊の皆さんお疲れさまでした。
ラストスパート(2日目)
この日の作業
力五山のみなさんは、最後の仕上げでそれぞれに作業をされるということで、まずは1日目に行った遮光シートの手直しを。
1日目に剥がすべきシートをそのままで貼り付けていて、翌朝になったら剥がれ落ちていまして、再度貼りなおす作業です。
ああ、お恥ずかしい。
その後のわたしの作業は清掃。
雨の降る予報でしたので、まずは建物の外側の掃除から。
気合入っちゃって排水溝など、徹底的に掃除してやりましたわ。
自分でも見違えるほどの掃除の出来栄えで、気持ちよさを体感しました。
椅子の設置位置を決める手伝いをしたり。
昼食は集落の方から蕎麦の差し入れ。
天ぷら付き。
うんまい!
集落の方から思い出話などを聞きながらの楽しい昼食でした。
午後からは屋内の清掃。
会場には階段を設置しているので、床板張り時のネジや木くずなどが落ちているなどしていたので、箒と塵取りをもって会場内を徹底的に掃除しました。
最下段の下は手が届かず苦労しましたが、なんとか目標達成です。
作業の途中には、集落の方が見学に来ていました。
皆さん、気になるんですね。
感慨深げに見られていた様子です。
作業終了後の特別な時間
皆の作業が一段落したので、自然と作品を鑑賞する時間に。
加藤力さんが映像を解説してくれ、また歴史を経て今は使われなくなった道具について語る集落の方たちの声を聞き、それを取材した力五山のみなさんの感想も聴けるという、特別な時間を過ごせました。
こへび隊作品制作補助
この作業をもって、『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024』作品の制作補助は終了しました。
力五山の作品は、雪降る前から制作に向けた作業が始まっていたと聞いています。
また、今回展では雪解けの頃からこへび隊で制作補助に入らせてもらい、多くの出会いと様々な経験、地域の方たちとの交流の機会もありました。
どれも楽しい経験であり、思い出です。
日程変更などでNPO里山協働機構のスタッフさんも大慌てで連絡をくれたこともありました。
いろいろとご配慮いただきましたこと、感謝しています。
さて、冒頭に書いたように9回展も開幕しています。
これからは受付こへびを楽しみたいと思います。
会場でお会いしましょう。
ぜひお声がけ下さい。
お待ちしております。
では。
関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。