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コモンズ30ファンドの月次報告~わたしの読み方・2024年6月運用分~

コモンズレター

待ってました。
今月も #コモンズ投信#コモンズ30ファンド#コモンズレター 6月運用分の #月次レポート #月次報告書 が公開されました。
わたしが如何に流し読みしているのか、皆さんもご体験ください。

コモンズ30ファンド_コモンズレター

渋澤と伊井の想い

今号は会長の渋澤さんからのメッセージです。
7月3日に新壱万円札が流通し始めましたので、渋沢栄一さんの話題もちらりと見えます。

お金を集めるだけでなく、そのお金が社会に清く循環することを期待していたのです。その循環の流れの原動力によって、一部の階級層だけでなく、社会のみんなが豊かになる。そんな新しい時代の日本を実現させることに尽力していた人物です。

コモンズレター6月号より引用

お金を貯めること、増やすことが目的ではなく、お金をどう使うのかを考えたいですね。
幸いにしてコツコツと積み立てる長期投資は、結構ゆったりとした時間が流れていますので、どう使うのかを考える余裕があります。

自分のために使うのもいいし、誰かのために使うのもいい。
例えばお金を困りごとがある誰かのために使うこと(例えば寄付で専門家にお願いしる方法があります)、わたしも幸せになれれば皆が幸せになる可能性もあります。

コモンズ投信のような投資信託を通じて会社に投資することも、会社の事業で困りごとがなくなり、幸せに生きられるようになる可能性があります。
わたしたち個人のお金にも、社会をよくする可能性がたくさんあるんです。

運用状況

当月、上場来高値を更新した銘柄は2銘柄、年初来高値を更新した銘柄は4銘柄ありました。当ファンドの組入銘柄数は先月に続き30社となっています。

6月の株主総会では、アクティビストなどからの株主提案が増加し、財務面で増配や自社株買い、ガバナンス面で取締役の選任などの提案が増えました。こうした株主からの要請やJPX(日本取引所グループ)からの要請を受けて、企業側の資本コストや株価を意識した経営に進展がみられています。こうした変化は、中長期的な株価の上昇要因でもあります。私たちは、創業時からこうした論点を企業側と対話を続けてきました。引き続き、丁寧な調査・運用を継続していきます。

コモンズレター6月号より引用

コモンズ30ファンドの6月基準価格は下落したそうですが、そのような環境下でも上場来高値や年初来高値を更新する会社があります。

そういった会社が組み入れられていることが頼もしいです。

また会社側の意識の変化についても指摘されていますが、そういった変化がさらに進んでくれるといいなと思います。
以前から、コモンズ投信が会社と対話してきた内容です。
これからも対話を続けて、深度化を図ってもらいたいです。

今月のピック!

堀場製作所

6月26日にびわこ工場で開催されたIR Dayに参加しました。IR Dayの前半は、今期からスタートする5カ年の中長期経営計画「MLMAP2028」について、エネルギー・環境、バイオ・ヘルスケア、先端材料・半導体の3つのフィールドの事業戦略に加えて、人財戦略、サステナビリティ戦略の説明がありました。これまでの自動車、環境、医用、半導体、科学の5つのセグメント制から、3つのフィールド制に組織が再編されます。これまでの自動車、環境、医用、半導体、科学の5つのセグメント制から、3つのフィールド制に組織が再編されます。
冒頭に「MLMAP2028」のリーダーとして計画全体を統括する堀場 弾氏(堀場 厚会長のご子息)より、中長期経営計画の位置づけや3つのフィールドの枠組み、運営体制や経営目標など全体的な説明があり、その後、各フィールドの責任者等から事業戦略、注力領域などの説明がありました。

コモンズレター6月号より引用

わたしにとって興味深い記事です。
IR Dayの様子、簡潔にわかりやすく説明していただきました。
資料はこれなんだろうな↓↓↓。

https://static.horiba.com/fileadmin/Horiba/Company/Investor_Relations/IR_Library/Briefing_Material/2022-/20240627_PR_jp_f9P.pdf

この資料にある、『Joy and Fun for All おもしろおかしくをあらゆる生命へ』って言葉が気になりました。
楽しみな会社です。

旭化成

旭化成の静岡県富士地区の見学会に参加し、研究開発拠点と、半導体材料などを扱うデジタルソリューション事業の生産拠点を見学する機会を得ました。研究開発領域では、窒化アルミ(AlN)化合物半導体や、非加熱・非加圧圧縮ソリューションといった、今後の事業化が期待される新しい研究開発テーマを紹介していただき、住宅総合技術研究所では試験設備を中心に見学する中で、「ヘーベルハウス」ブランドの競争力の源泉となる技術や取り組みについての理解を深めることができました

コモンズレター6月号より引用

旭化成は見学会に参加した様子が書かれています。
数字よりも、こういう見学会の様子や、対話の様子、感想などが書かれているといいな。
分かりやすかったです。        

三菱商事

今年度は、主力事業の一つである原料炭事業の生産能力回復・安定化策などを始めとする「基盤固め」、実行中の投資案件が利益貢献を始めるまでの「助走」、さらなる投資の「仕込み」、などの時期に当たります。
2025年3月期の株主還元については、一株当たり100円に増配を計画(前期比30円増)、累進配当制度は維持します。総還元性向40%を目処とするなかで、市場期待などを踏まえ、配当と自己株式取得のバランス見直しを実行する考えです。

コモンズレター6月号

以前は商社って何やっている会社なの?って思ってました。
貿易仲介をやっているイメージでしたが、今では様々な事業会社に投資、経営に参画して利益を得る会社になっています。
広くわたしたちの生活にかかわっている会社です。
調べてみると、あの会社にも!ってことがあるかもしれません。

こどもトラストセミナー「資生堂企業資料館とアートハウスをめぐろ う!」@静岡県

こどもトラストセミナーを静岡県掛川市の資生堂で開催した際の様子が掲載されています。
静岡初開催だったんですね。

資生堂は化粧品を製造する企業というイメージですが、同時に世の中の「流行」をつくってきた企業でもあります。館長さんが「資生堂は、化粧品をつくるだけでなく、みんなも大好きなクリームソーダを日本ではじめてお店に出したんだよ。」とお話をすると、こどもたちも驚いた様子。当時まだ珍しかったソーダ水製造機やアイスクリームを、アメリカから取り寄せ日本で初めて資生堂が提供したそうです。常に流行を追う「ハイカラな資生堂」というイメージは、実は化粧品以外の分野から生まれたものだったのですね。

コモンズレター6月号

資生堂は流行を作る会社。
そういう見方もできるんですね。
知るって面白いです。

コモンズSEEDCapからのお知らせ

第15回応援先が決まったとのこと。
応援先はNPO法人アクセプト・インターナショナル 永井陽右さん。

第15回応援先をNPO法人アクセプト・インターナショナル 永井陽右さんに決定し、当社が受け取る信託報酬の1%相当額から200万円を寄付することと致しました。永井さんの「憎しみの連鎖をほどいていく」という確固たる意志をもった活動への共感、そしてそのスケール感ある日本人青年の実行力への期待がふくらみ、この世界情勢を憂いてより世界平和への想いを強く持たれたお仲間、最終選考委員、そして社員からの多くの推薦が永井さんに集まりました。

コモンズレター6月号より引用

これからのコモンズ投信を通じた係わりが楽しみです。

今号も楽しいレターでした。

YouTubeで配信されている、月次運用報告の動画もご参考に。
運用報告以外にもいろいろ発信されていて、楽しいですよ。
アーカイブも見られますしね。
ありがたいですね。

では。

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てっさん
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