抜里&無人駅の芸術祭/大井川2024を楽しむ日々~24年2月ある日の朝~
抜里でよくある朝
「てっさん、いま時間あります?」
来た来た~、待ってましたって感じ。
今回は、ドライブがてらに川根本町の三ツ星小学校で用を済ませて、青部の逢おう丘にも行けた。
作品も見ることが出来たし、いいタイミングだ。
あかりのありか《OI》三ツ星小学校
三ツ星小学校は昨年の春に、川根本町の小学校が統合されて出来た学校。
三ツ星小学校には、泰然さん+きみきみよさんの作品が展示されている。
大井川鐡道大井川本線を大井川沿いに遡り、大井川鐡道井川線の奥大井湖上駅まで向かう過程の物語を、子どもたちがワークショップで積み木を組み立てたそう。
物語を写真で見ることが出来る。
そして奥大井湖上駅の積み木がLEDに彩られた綺麗な作品が展示されている。
なかなかの迫力と美しさ。
きっと子どもたちはどんなことを感じて作ったんだろう。
その過程にはいろんな会話があったに違いない。
そんなことを想像しながら作品を見た。
遡及空間《青部・逢おう丘》
三ツ星小学校から車で10分ほど走った場所に、青部駅がある。
地元の方が逢おう丘と呼ぶ丘に、中村岳さんの作品がある。
丘を覆うように組み立てられた長細い木材。
材料の性質上、線で構成されているが、全体で見ると面かもしれないし、立体と捉えることもできる。
丘を覆うという事実が目の前に広がっているが、覆われているのか、いないのか。
中から見ると、いつもみる、美しい青部が見えた。
好きな丘。
ちゃちゃ丸
駿河徳山駅の近くに、チャンポンの店「ちゃちゃ丸」があると聞き、そちらで昼食とすることにした。
バイクでツーリングする衆が何組かいた。
チャンポンのほかにも皿うどんなどが食べられる。
ちょっと迷って今回はチャンポンを食べることにした。
ばあちゃんがひとりで切り盛りしている。
野菜たっぷりのチャンポンの具には、牡蠣が入っていた。
牡蠣は初めてだな。
懐かしい箸入れを見て思わず声を上げた。
それをきっかけに、ばあちゃんと二言、三言話をすることが出来た。
長く続いている店だそうだ。
わたしは「次は皿うどんを食べに来るね」といい、
「待ってますよ」とばあちゃんはわたしを送り出してくれた。
では。
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