行ってみたかったんだ~はじまりの美術館~への旅
はじまりの美術館との出会い
はじまりの美術館との出会いは、白鳥健二さんが出演した『目の見えない白鳥さん、美術館へ行く』の上映会でのこと。
白鳥健二さんが猪苗代町に滞在して、美術館への来訪者とのコミュニケーションを取ることが行われたことが映画で描かれていた美術館です。
猪苗代町
はじまりの美術館は、猪苗代町にあり、わたしは猪苗代駅に降り立ちました。
野口英世さんの生誕の地なんですね。
猪苗代駅には等身大パネルや野口英世記念館の案内などもありました。
駅を出るとタクシーがそこそこの台数が停まっていて、駅の規模の割に大きなロータリーだなと思いました。
磐梯山や裏磐梯などの観光地、スキー場などのリゾート施設があるようです。
ただ、駅前の建物は閉まっているようで、少し寂し気な感じ。
駅前から発車するバスに乗り、はじまりの美術館へは10分もかからずに到着しました。
歩いてもよかったかな。
入口へ
はじまりの美術館は酒蔵を改修したそうで、外観も内観もとても素敵な美術館です。
木々に囲まれ、いい雰囲気を醸し出していまして、入口を入るワクワク感が半端なかったです。
展示室へ
受付の奥、2/3が展示室、手前側の1/3がミュージアムショップとカフェになっていました。
受付の横で靴を脱いで、木の断面を足の裏で感じながら鑑賞することができました。
年輪の凸凹で足の裏が刺激されて気持ちがいいんですよね。
はじまりの美術館 開館10周年企画 「き・てん・き・てん」 展 <春会期>
訪れたときには、開館10周年企画 「き・てん・き・てん」 展の春会期が行われていました。
青木尊さん
#青木尊 (あおき たける)さんが描く絵は、とても特徴的です。
八代亜紀さんやレスラーの迫力に驚きました。
なぜ八代亜紀さんなのかな。
どんなときにこの作品を描いたんだろう。
好きから来ているのかな。
いろいろと興味が湧いてきました。
佐藤香さん
#佐藤香 さんは #越後妻有 #大地の芸術祭 にも参加されたことがある方です。
一瞬にして視線を持っていかれる作品『北で生きてきた』が視野に入ると、自然と作品の前に足が進みました。
立体間のある作品で、横のケースに収められているのは木、土、灰などを粉末若しくは粒状にされた瓶。
描かれたものと同じ材料だと思います。
北で生きてきた材料ってことなのかな。
迫力が感じられ、しばらく見ていました。
東京藝術大学2024年度新入生960名meets HIBINO
三井啓吾さん
#三井啓吾 さんは実体験を題材にするアーティスト。
丸がたくさん描かれた作品が印象に残っています。
いや、丸が描かれているのか、空白部分が描かれているのか。
自由に書かれている感じが伝わります。
絵を描くことが好きなんだろうな。
田湯加那子さん
#田湯加那子 さんは北海道白老町に住んでいるそうです。
色鉛筆を力強く使って、描かれるんですね。
とても短くなった色鉛筆がガラスの瓶に入っていて、色鉛筆からも描くことへの気持ちが感じ取れます。
力いっぱい、色鉛筆で描くことを楽しんでいるんですね。
関口光太郎さん
#関口光太郎 さんは、特別支援学校で美術を担当しながら、新聞紙とガムテープで立体作品を制作しています。
既に7月13日に開幕していますが、開幕前の #越後妻有 #大地の芸術祭 の制作補助で #こへび隊 活動をしたときに、奴奈川キャンパスでちらっと見せてもらったので、気になっていたアーティストです。
作品の迫力と結構細かく作られた作品の思わぬ繊細さに感心し、ワークショップで造られたと思われる作品にほっこりします。
新聞紙とガムテープ(布テープ)っていう、身近な材料を使っていることで、より親近感が増す感じです。
また来ますね
あちらこちらで言っている気がしますけど、ここは定期的に訪れたい美術館だと感じました。
次はいついけるかな。
そのときは美術館、作品をもっとゆっくりと楽しんで、その後はカフェでのんびり余韻に浸りたいと思います。
では。
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