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シブサワ・レターを読んで感じたことなど~2024年3月号~

シブサワ・レター3月号

さて、SAVE THE DATEです。
5月12日(日)にコモンズ投信の15周年記念イベントを開催いたします
コモンズ的にも、これからの15年という節目を象徴することが色々とあることをご披露したいので、是非ともお越しください。

シブサワ・レター3月号より

いきなりのイベント告知がされていますね。
詳細はこれからだと思いますが、楽しみです。

本題の部分は、ガーナ訪問の話です。

代表を務めている「グローバルヘルスを応援するビジネスリーダー有志一同」の会員企業の活動を報道陣に取材してもらうメディア・ツアー企画に付き添うことで、去年に経済同友会の下で設立したアフリカ向けインパクトファンドの運用会社の”&Capital”の今後の事業展開を推進するという考えがありました。ただ、現地のガーナ人から5日間でアクラだけでなく、他に4つの地域のロケーションを回る強行的な行程なんて信じられないと驚かれました。

シブサワ・レター3月号より

『アフリカ向けインパクトファンドの運用会社の”&Capital”の今後の事業展開を推進する』
ワクワクしませんか。

その後、具体的な話が書かれていますが、同行したメディアの記事を張り付けておきます。

アシャンティ王国のクマシ地区では、NEC・シスメックス・味の素ファウンデーションの母子保健・栄養管理/改善の日本企業三社のコラボレーションを視察しました。

シブサワ・レター3月号より

検索していたところ、こちらの記載について、NECの記事が見つかりました。
日本の会社、頑張っているじゃんっていう感想です。

今回は自分だけでは絶対に足を踏み入れることのない過疎地を視察する貴重な機会をいただきました。
日本人など外国人をほとんど見たことない村人たち、固い表情で目を合わないようにしていた場面も多々ありました。
ただ、そこで、こちらから笑顔で手を振ると、必ず笑顔で手を振って挨拶を返してくれます。

保健センターに集まってきているお母さんたち(といっても、多くは日本では女子高・大学生の年齢)と一緒に写真を撮ろうとカメラを向けると言葉が通じなくても、笑顔でイエ~イ♪と一緒にポーズしてくれます。
村の学校を視察で通り過ぎたときに、教室の窓から我々の動向に注意を向けていた子供たちに手を振ったら、大きな笑い声で応えくれました。

日本から本当に遠い地で、我々が想像できないほどの逆境の生活がある過疎地でも通じるものがあると、ほっこりしました。
また、この弾けるような笑顔が一瞬ではなく持続的な状態にすることが、開発協力が目指すべき豊かさの本質であると実感しました。

過疎地の地区の絶対的な権力者である族長から、会見したガーナ大統領や保険庁幹部に至るまで、日本への感謝の意を真摯に示してくださいました。明らかにグローバルヘルス関連でガーナにおける日本の存在感があることを確認できました。ただ、必ず「もっと支援をお願いします」という一言もあり、ここに開発協力援助の課題を感じました。

シブサワ・レター3月号より

日本の技術は必要とされていますよね。
日本に出来ることで、世界を変えられる。
日本の会社に出来ることがたくさんある。
日本にワクワクしませんか。
笑顔を世界に。
そんな会社に投資することが出来ます。
一緒に世界を笑顔にするって最高ですよね。

「渋沢栄一の『論語と算盤』を今、考える」

最後に「渋沢栄一の『論語と算盤』を今、考える」より。

忠恕はすなわち人の歩みべき道にして立身の基礎
つまりはその人の幸運を把持することになるのである

他人に思いやりがある良心に忠実であることは、自分の身を立てる基礎であり、また自分の幸運に主体性を持つことと、栄一は考えました。
これから国民の豊かな生活を目指す国の開発に協力し援助することは、日本自国の基礎づくりであり、幸運への主体性を持つということでもありましょう。

シブサワ・レター3月号より

富の度を増せば増すほど
社会の助力を受けている訳だから、
この恩恵に酬ゆる救済事業をもってするがごときは
むしろ当然の義務で、
できる限り社会の為に助力しなければならぬ

ここで「社会」を「世界」と置き換えた場合、これからの日本が豊かになる条件は世界から助力を受けているといえます。日本の官民が連携して世界の持続可能な開発協力に取り組むことは、当然の義務であり、自国繁栄の長期投資でもあります。

シブサワ・レター3月号より

なるほどですね。
ひとは誰かを豊かにことで幸せになれる。
皆が共に豊かになれるように、お互いに助力していきたいですね。

では。

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てっさん
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