あの山が見たい!~阿蘇へ~
久しぶりに
久しぶりの阿蘇。
阿蘇のダイナミックな風景に驚き、草原ののんびりした風景に癒されてきました。
外輪山
外輪山部分に立つと阿蘇山や根子岳以外の高さがほぼ同じ風景って、見るたびに不思議な感覚があります。
外輪山から見下ろす田んぼには水が張られて、水鏡がそこにあるように見えます。
こんな季節に来られてよかったって気持ちです。
外輪山や阿蘇山には草原が広がっています。
平安時代から続く草原ですが、ひとの手により維持されてきたもの。
維持をやめればやがて森林になってしまうわけですが、野焼きを行い、家畜を放牧し、牧草として刈り採るなどして草原として維持されているわけです。
カルデラ
外輪山からカルデラに降ります。
降りるのはあっという間です。
さっきまで見ていた田んぼが、すぐ目の前に広がっています。
眺めていると、田んぼごとの高さの違いに気が付きました。
平面ではない!
外輪山から見たらまっ平に見えたカルデラも、当然ですが平たいわけではないですよね。
阿蘇神社
熊本地震で被災し、現在復興に向けて修理作業を進めている阿蘇神社に立ち寄りました。
楼門は7年半の時間をかけて作業を進め、昨年末に修理が完了したそうです。
熊本地震から修理完了までの7年半は、『もう』なのか、『まだ』なのか。
参道のお店で、赤牛をいただきました。
赤身肉はとても美味しかったです。
米塚
阿蘇山の草千里を目指す途中で、米塚を見ました。
なだらかな土地に、ポコッと飛び出した米塚は、何度見ても気になる存在です。
雲が多めの日でしたが、雲から太陽が覗きました。
米塚の緑が、明るい色に変わる様子がとても綺麗に見えました。
登てみたいかな。
でも大変そうだな。
遠くに見える、牛がのんびり感を出していて、とてもいい気持ちです。
草千里
草千里では、中岳の河口から昇る水蒸気の様子を見ながら、草原を見渡していました。
草原に水が溜まっていたんですが、なぜそこに向かって歩くひとが多くいるように見えたんです。
なぜ水溜りに行くんだろう。
わたしには不思議でしかありませんが、次々と続く人の列を見ていて、行くひとがいるから行く続くひとがいるのではないかという仮説を立てました。
検証する気はないですけど、所謂SNSでの「映え」や心理面で考えると、十分ありうる仮説だと思いますが、いかがでしょうか。
阿蘇山上
以前にもこの場所まで来て映像を見た記憶があるのに、その場所は今回見つけることが出来ませんでした。
多分、阿蘇山の規制で、運休していたと思いますけど。
そのロープウェイも今はなくなってしまいました。
神社などで手を合わせるのは、この場に来られたこと、この旅が無事に進むようにとのお願いです。
道の駅 あそ望の郷くぎの
道の駅『あそ望の郷くぎの』から、阿蘇山を眺めました。
ここは阿蘇神社から見て、阿蘇山を挟んだ向かい側にあたります。
違う山を見ているような感覚は、ちょっと不思議な気分です。
たくさんのひとが来訪していました。
道の駅自体が観光地化しているケースがありますよね。
この道の駅は、阿蘇山を眺めるのにちょうどいい場所です。
大観峰
また外輪山の山道を登り、外輪山の平たい場所へ出ました。
この雰囲気は、ここ独特のものだな。
大観峰から、再び阿蘇山とカルデラ、外輪山を眺めます。
朝はあちらから降りてきて、あそこにいって、あそこに登って。
そんなことがここから見ながら確認できます。
帰りたくなくなっちゃうな。
また必ず来よう!
では。