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草取りが終わらない〜8月・抜里(島田市)の夏にて〜

また抜里(島田市)での草取りの話。
草が残っていることがわかっているなら、時間の限り抜いてやろう。

朝一番の電車に乗って、抜里駅に到着した。
歩いて向かうのは、 #小山真徳 さんの作品『てのひら』。

前回は全面だったが、茶畑を歩き、時間の許す限り抜いて歩く。
一列抜くだけでもかなりしんどかった。
気温が上昇する朝だからだろう。

妙な使命感を感じながら、わたしは僅かに30分ほど草を抜き取る。
こんな短く限られた時間でどれだけの量が撮れるのだろうか。
茶ノ木からにょきにょきと突き出ている草。

この茶畑のほんの一部に過ぎない

ひたすらに抜き、畝間となっている通路部分に捨てる作業を繰り返す。
もう1列だけ抜いておこうと思っているうちに、そこそこ抜いた気がする。
あくまでも気がするだが。

作業中に、乗ってきた電車が折り返していく。
客の姿を見つけることは出来ずに、回送電車のようにも見える。

折り返す電車

次の作業に向けて、区切りのいい時間になったし、自分ではある程度の草が抜けた気がした。

写真を改めて見ても、思うほどには取れた感が感じられない気もしている。
比較写真も撮り忘れている。
草取りにおいて、比較写真は大切だと思う。
もちろん自分の満足のためだが。
熱中していたのか。

無心になれるんで、草取りは結構好き。
ただ、季節は慎重に選ばねばならない。

では。

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てっさん
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