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コロナ禍の旅を振り返る~大分県玖珠町2020年初夏~

はじめに

大分県玖珠郡玖珠町にある旧豊後森機関庫と転車台を訪れる旅。
2009(平成21)年に経済産業省「近代化遺産」、2012(平成24)年には国の登録有形文化財となりました。

蒸気機関車からディーゼル機関車やディーゼルカーに時代は移り、廃止されてしまいましたが、機関庫は解体を免れて現在に至ります。

特急ゆふ

旅のスタートは特急列車で。
博多駅から豊後森駅まで、乗り換えなしで行けました。
変化のある車窓は楽しいですね。
昔、川に沿ってなんとか敷かれた線路。
そこから見られる風景は、写真など撮っていられないほど、次々に変化していきます。

豊後森駅

豊後森駅は綺麗な駅でした。
調べたところ、クルーズトレインの「ななつ星in九州」が停まる駅のために、運行開始に合わせてリニューアルされたそうです。
駅員さんもいました。
この日の画像、やけに少ないんですよね。
撮影よりもリアルで。

豊後森機関庫跡

駅から歩いて数分で豊後森機関庫跡のある公園に着きました。

時間が止まってしまったかのような空間、建物に驚くと同時に、寂しさを感じました。
公園に置かれた蒸気機関車が寂しさを感じさせたのかもしれません。

機関庫のガラスが割れていて廃墟感もありました。
遠くからでしたが機関庫に蔦が絡まっている様子が見え、壁には戦時中の機関銃跡が残っているそうです。

元々はレールが敷かれていた場所に立っている。
鉄道関係者が多く住んでいた町。
栄えていた頃の町をイメージしながら、豊後森機関庫のある公園を見て歩きました。

維持出来なくなれば解体せざるを得ない建物です。
観光資源として、玖珠町が買い取り保存しているようです。
永く残りますように。

また訪れたいですね。

では。

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