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変化~奥能登災害ボランティアで~

終わりは見えていない

久しぶりにテレビを見た。
令和6年能登半島地震から1年を前後して、状況を知りたかったからだ。
そこにはまだ復旧・復興には遠く及ばない光景が目についた。

一方で地域にこれまであった強い絆を守ろう、地域に続く素晴らしい伝統を守ろうといった様子も映し出され、地域の力強さを見ることが出来た。
ぜひ頑張って、でも頑張り過ぎずに取り組んでほしいと感じた。

ボランティアの変化

ボランティアに行ける段取りが出来そうなので調べていた。
人手は依然として必要とされているが、ニーズが多岐にわたるようになった印象だ。

以前から農業ボランティアなどもあることは知っていたが、通称石川県ボラ、社会福祉協議会を通じたボランティアが、週末を中心とした限定的なものになったことを知った。

寄り添う

わたしが心配なことは、寄り添うひと、注視するひとがいなくなること。
関心を持たれなくなること。

高齢者福祉施設で働き手不足が顕著になってきているという話も聞こえてきた。

一方で興味深い宣言も。

財団の活動方針は以下の通りです。
「最も小さくされた人に偏った支援を行う」
主旨、目的ご理解の上、ご支援よろしくお願いいたします。

理事長 奥田知志 2024.1.5

共生地域創造財団ホームページより引用

これからより、伴走するような、息の長い支援が必要になると感じている。
公助、共助の手からこぼれ落ちないとは限らない。
さらに自助もままならないひとであれば、どんなことになってしまうのか。

サポートが必要なひとには様々なひとがいる。
日常生活に困るひとが出てくる。
そうしたひとが頼り、頼りにくいひともいればどうにかして支援をする。
支援にはそのひとの人生に伴走し、地域内での自立した生活の実現まで継続的にサポートを行う。
要支援者にはそれぞれが持つ個性のように、千差万別である。
寄り添って一緒に考えることが大切だということを、この数年で多くの方に教えてもらった気がしている。

わたしに何が出来るのか。
わたしにも出来ることを誰かのために。

では。





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てっさん
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